ほぼ毎年行われている商工会議所の海外視察研修旅行です。
小生は、その事業を担当する委員会の委員長として参加しました。
今回も参加者が多く、添乗員含めて38名という団体旅行。
JTBの添乗員も急遽2名体制となりました。
いつ実施するかということに毎年なるのですが、昨年は4月でアメリカ、日本が冬で寒い時期に暖かいところというと2月が多くなります。
今回は「タイ王国」のバンコクとパタヤそれぞれ2泊。
バンコクでは、常議員している会社を視察させていただきました。
委員会の副委員長でもあり、旅の企画ではほぼ地元みたいなものなのですごく助かりました。
どういうルートが良いか、ホテルの選定、団体旅行で一番の問題は食事する店と内容です。
視察先、訪問先、見学先。
委員会で何度も旅行者と協議して決めて行きます。
大きな問題もなく、全員無事に帰国しました。
バンコクではアマタ工業団地に進出している会社を視察。
巨大な工業団地です。およそ16万人が働き、団地も、有名なアマタスプリングカントリークラブ(昼食に立ち寄りしました)もあります。
驚いたのは(私が知らないだけですが)この工業団地の三分の二ほどは日系企業であるということ。
盤谷(バンコク)日本人商工会議所でのレクチャーで教えて戴きましたが、タイにおける各国の投資額では、
日本が圧倒的で38%、ヨーロッパ全体で15%、アメリカ10%、中国4,8%。
いかに、タイにおいて日本企業の存在が大きいか分かります。
盤谷日本人商工会議所の会員は1,728社(毎月増えている)あり、会員企業の雇用者数は903,042人にもなります。
会社数は製造業44%、雇用者数では66,4%。
自動車関係が最多で次に電気関係。
やはり、近年は小売や外食などサービス業関係が増えている。
クルマはほぼ日本車、トヨタ、ホンダが多いようでした。
セブンイレブンとファミマの店の多さには驚いた。
24時間営業、従来の個人商店は減少の一途でそれはそれで大変なことです。
人口の割にスーパーマーケットが少ない。
一般のタイ人の家には立派なキッチンはないそうで・・・
日本人の感覚。
食材を買い求め、冷蔵庫で保管、料理を作る。
出来た料理も買うが、一般家庭では毎日ではない。
家族での外食はたまに。
タイでは、朝食は外で何か買って済ませる。
昼は外。
晩ごはんは出来たもの買い求め、家で食べることが多い(そうです)
要するに、女性も働いているので、料理を作るという家事はあまりやらない。
休みの日にたまにやる程度という家が多いとか。
伊勢丹にも行きましたが、食材の売り場は小さい。
工場で働く女性の工員さんの給料はどのくらいか?
日本円で5万円前後ということでした。
やはり、皆さんというか全員スマホ持っています。
iPhoneも普通に持っています。
すごく高価なものです。
バイクから乗用車になりました(ベトナムは圧倒的にまだバイクでした)
乗用車は日本より高い。
ガソリン価格も日本とほぼ同じくらい。
食べ物が安いということが利点なのでしょう。
庶民の生活はかなり大変なようです。
わたしはいつも思います。
日本を離れて外国を訪問するということは、
「日本を見つめなおす」
良い機会であるということ。
どの国でも良いところとそうでないところがあります。
良いところだけ見ても仕方ないし、悪いところだけみても仕方ない。
良いところも悪いところも受け入れる。
そういう度量が必要かなと。
それにしても、
東京から行き7時間、帰り5時間のフライト。
時差は2時間しかないし。
日本が冬で寒い1月2月は乾季で雨も少なく気温は24度から最高気温は34度など日本の夏状態。
ゴルフバック持って行く日本人も多い、ヨーロッパからも多い。
物価が安いので滞在するには良いのでしょう。
タイ式マッサージがとてもよい。
基本2時間、店によって値段違いますが、300バーツ(約千円)とかから出来る。
飛行機運賃も安いもの探せば数万円であるし。
そして、
タイから日本への旅行者もどんどん増えている。
雪もあこがれだし、温泉も。
両国がもっと親しく交わることを期待したい。
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