市川稔の米(マイ)情報

1品勝負の専門店

小生、1970年代、日本の外食産業黎明期から業界をみていました


飲食業を産業にする!


ロイヤルの創業者は強い想いでそう語っていました



貧しい時代


百貨店にあった総合食堂


総合というだけあり、なんでもあった

子供はお子様ランチに喜び

オムライスやスパゲッティなども人気だった


ファミレスが登場したのは1970年代半ば


郊外、広い駐車場、大きな窓、清潔、接客の新しさ


ハンバーグ(目玉焼き、ポテトフライ付き)にライス

480円でした(消費税はない)


ちなみにその時代、ライスの盛りは300gが普通で大盛無料

団塊の世代が所帯を持った時代

ニューファミリーといわれた時代


そのファミレスも長い長いデフレ時代を迎え疲弊しました


お客様の年齢構造も変わりました


ずっと飛んで現代は?




若い創業経営者がその時代に必ず現れます!


栄枯盛衰


いつの時代もそうです



ラーメンチェーンでも成功している会社が何社もある


成功の鍵は



チェーンの場合は誰でも出来る作業の標準化が求められます


職人がいないと出来ない業態とは異なります




居酒屋チェーンが大成功した時代もありました


メニューの数には驚きました


今、それを維持するのが人手不足もあり大変苦労しています


ラーメンチェーンでもメニューの幅を広げてゆくと苦労します


本社、テストキッチンでは素晴らしいものが出来ますが、店舗でそれが変わらず出来るかとなれば話しが変わります




成熟した時代



顧客はメニューの多さで店を選ぶものではない


今日は何を食べようか?



最強の1品を提供している店に顧客は足を運ぶ



個人商店の繁盛店とはやり方が変わります




牛丼チェーンはメニュー増やしてお客が増えるかといえばそうではない



オペレーションも複雑になり


現場に負担がかかりうまくいかない



おむすびだって1品を極めれば成り立つ




この記事を読んでそんなことを思った




デイリー新潮












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