市川稔の米(マイ)情報

ご飯の味

レストランの勉強のために朝食を食べてみました。

冬の時代を乗り越えたファミレス業界。

今や、ファミリーレストランという顧客を表した業態ではなくなっている。

フルサービスのテーブルレストランが「ドリンクバー」を導入した時にこれはあかんと思いました。

レストランなのに、自分で取りに行くとは何事か。


デフレに対応するために低価格路線に行った。


代表例はすかいらーくのガストでしょう。


円高デフレから逆の潮目になった日本。


顧客も変わりました。


デニーズの朝食を食べました。


メニューのメインはパン食というかご飯(お米)ではないね。


パンをごはんに変えられますというのでごはんにしてみた。


顧客の様々な要望に応えられるようにしている。


これには感心しました。

ファストフードの店ではそうはいかないからね。


選んだのは「ライトミール」といって軽い方。

正式名は「ライトミール スクランブル和食S」


卵が2個ではなく1個、ベーコンが2枚でなく1枚。


コーヒー、小ジュース、ヨーグルト、ごはんに味噌汁。

これで税込633円也。


これは、パンの方が合うのだろうが、ごはんの試食があるので米にした。





朝はコーヒーを飲む習慣がある小生。

同じセブングループだけど、セブンイレブンのコーヒーの方が美味しいと思った。


レストランだからそれなりのコーヒー出して欲しいが、他が美味しくなったのでしょう。

7/11のおかげで日本のコーヒーは全体的に底上げされた。


どうしても、ごはんのことになってしまうが・・・


見た目は真っ白で艶もある。


食べてみると・・・・・・



全然味が無い


うまみがない


だんごの生地食べてるみたいな




無洗米だろうが、精米し過ぎ。

業界用語では「過搗精」という。


無洗米にするにはやむを得ない。

なにせ、ヌカの部分を全部削り取って白米を洗わないで炊けるようにしているのだから。


本来、お米が持っているほのかな甘み、そして香り。


そういうものが全部なくなっている。


無洗米、特に機械メーカー2社(S社とT社)のものが大半のシェアなのでこれが標準となっている。


これは、お米のうまさをなくす装置であると小生は思う。



小生の会社では精米工場で無洗米も生産しているがやり方は独自なもの。


日本に1台しかない機械。


しっかり精米した白米を一粒一粒「拭きあげる」というやり方。


いわゆる布(不織布)の間を米粒が通る。


付着ヌカを拭き取るという方式。


だから、


うまみは残しているが、完全な無洗米ではない。


2~3回軽く水ですすいでくださいとお願いしている。


穀物をまったく洗わないで食べるということ事態(?)です。



しっかりと日本のお米の美味しさを表現しなくてはならない。


それが専門企業としての役割だろうと思っている。



小生の会社での「おむすび米」は特殊な精米で一般的な白米よりかなり白度を抑えている。


食べた時に「うまみ」が全然違います。


きゅうさんでの小売やネット通販での卸でも小生の会社は「分搗き」の割合がすごく大きい。


微力ながら、ほんとうのご飯の味を伝えて行きたいと思っている。



今朝はご飯の話しでした。

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コメント一覧

女々
少量の ご飯
一合の米を 日に二回炊く
朝夕炊く 朝食は パン食が殆ど 朝炊く米は 夫の弁当 夕に炊く米は 夕食分 たくさん炊いて冷凍して レンジでチンの方が 少量より 美味しいと言われるが…私には 毎回炊いた方が 美味しい。
職場では 利用者も職員も 同じ食事なので 少ないときでも 6合は炊く 本当は 毎回炊くのと レンジでチンはどっちが美味しいのだろう
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