なぜか、朝日新聞がその様子を撮影していた。
特捜部の担当官と思われる人物が次々と機内に入ってゆく。
窓のブラインドが下ろされ中の様子は見えない。
そして、その大物経営者は逮捕された。
完全に仕組まれた逮捕劇だ。
フランスと日本。
ルノーに日産は救済されたが、今ではルノーの利益の半分以上は日産からのものだ。
「アライアンス」という言葉で表現されていた。
アライアンスとは「同盟」とかそういう意味合いで、親会社、子会社としての意味合いではない。
自動車会社というのは国を代表するくらいの特別な存在で、取引先企業数も極めて多く、雇用にも大きく関係する。
フランスは失業者多く苦しんでいるし。
ルノー、筆頭株主はフランス政府で持ち株比率は15,1%。
日産が持つルノー株は15%。
その差は0,1%しかない。
ルノーは日産の株を43%保有する。
フランス政府(大統領)はゴーン氏にルノーCEO続投の条件として経営統合を条件にしていたという。
2018年5月15日の記事
日産・ルノー「経営統合」問題の深過ぎる真相
日産社長は合併報道否定でも体制変更に含み
経営統合したら日産はフランスの会社になってしまう。
それを阻止するための一種のクーデターではないかという見方をする人も多い。
日本からみる、日本人からみる今回の事件。
フランスからみる、フランス人からみる今回の事件。
みえかたはずいぶん異なるでしょう。
日産のグローバル本社は横浜にあり。
神奈川県を代表する会社であり、取引先企業も多い。
小生の自宅の近くには「ニッサンテクニカルセンター」と「先進技術開発センター」があります。
1万5千人くらいが働いていると思う。
タクシーもホテルもニッサン様様と言っている。
日産自動車 事業所
日産自動車の生産・販売は世界に広がり。
国内生産は世界生産台数の17%程度。
国内販売は世界販売台数の12%程度に過ぎない。
だから、国内向け商品(クルマ)に力が入るわけがない。
それにしても、
役員報酬をニッサン、ルノー、三菱を加えてからは3社からたくさん取っていた。
子会社に高級住宅を買わせ、自分専用の住まいにする。
世界に4つも要らないだろうに(笑)
自分の姉とニッサンがアドバイザー契約を結び十数年実態のない金を払っていたとか。
中小零細企業は公私混同。
自宅の一角が工場だったり店だったりあるいは事務所もある。
自宅を担保にして会社の資金を借りることもあるでしょう。
究極の公私混同です。
だけど、
大企業、上場企業、監査法人も入り、社外取締役もいるだろうし、社内には法務部もありがっちり管理していると思いきや。
そんな公私混同があるなんて・・・
この問題、この事件は思惑入り乱れなかなか大変なことになるかもね。
フランス大使、ゴーン会長と面会
突然の逮捕でいきなり拘置されている。
畳3枚程度の面積、ベッドも無い・・・
どんな気分でしょうね。
タイミング最悪「ゴーン逮捕」にフランス動揺
カルロス・ゴーン逮捕、アメリカでどう報じられたか
NHK NEWSWEB
これが過去5年「高額役員報酬」50人リストだ
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