通常どこの会社でも「固定資産」を持っています。
有形固定資産や無形固定資産などがありますね。
固定資産は建物・建物附属設備・構築物・車両運搬具・工具・器具備品などを減価償却資産と言います。
会計の本で「なぜ、社長のベンツは4ドアなのか?」というものがあります。
本屋で立ち読みしました。(買うほどのことでもないと思って)
「中古」「4ドア」ということを取り上げてわかりやすくしています。
(4ドアでなければダメということではありません。小生の前のクルマは2ドアでした)
車両運搬具という項目があって、普通乗用車は6年です。償却期間が。
それを中古で買って償却費を計上するのです。
小生のBMWも11ヶ月ものを下取りから直に分けてもらいましたので相場より安く手に入れました。
走行距離4千kmほどのクルマです。
定率で償却すれば一年目が一番大きいですね。
おそらく売却する際には固定資産売却益が出るでしょう。
また、そういうタイミングで売るのです。
前のクルマも売却益が出ました。
話しがそれましたが、今度の内閣で減価償却のありかたを検討するというのです。
現在は全部償却しても残存価格が設定されて全額償却できないようになっているのです。
要するに全額損金処理できないということは課税しているのと同じです。
それを全額損金処理できるようにすることと、償却年数の見直しでしょうね。
企業の国際競争力を上げる要素があります。
そこで、
中小零細経営は減価償却を目いっぱい勉強して活用すると健全経営になると思います。
ある専業農家の若い経営者が言っていました。
ウチは減価償却経営だと・・・
おぉ、なかなか経営が分かっているなと感心したのでした。
経営規模に比べ減価償却の金額が大きいのです。
会計士と相談して目いっぱい減価償却を計上しているのでしょう。
減価償却とは経費計上するわけですから損金処理(お金を損するとことではありません)できるわけです。
簡単に言えば、お金が出て行かない経費のことです。
減価償却金額よりローンの支出などが少なければ「キャッシュ」が残ることになります。
小生は税理士・会計士ではありませんので法律はよく分かりませんが、経営者はそのツボを抑えておく必要があると思います。
リースとは反対の性格のものです。
リースは資産計上ではなく、確定負債というか確定経費のようなもので、キャッシュアウトが伴います。
中途解約できない(する場合は全額支払)ことも特徴でしょう。
ただ、営業用のライトバンとかモノによってはリースの方が良い場合もあります。
(コイン精米機なども)
銀行の借入枠を残す理由もありますね。
減価償却は目いっぱいやりましょう。
金融機関が決算書みるのも減価償却の項目です。
それにはしっかり稼がないとね。
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