生業 生計をたてるための職業。なりわい。
家業 その家の生計の基礎となっている職業。小規模の自営の職業にいうことが多い。
企業 営利の目的で継続的・計画的に同種の経済行為を行う組織体。また、その活動。
事業 仕事。特に、社会的意義のある大きな仕事。
国語辞典では上記のような説明でした。
会社にしていない個人の場合は分かりやすいですね。
会社にしている場合はどうでしょう?
有限会社、株式会社。 これからはすべて株式会社で最低資本金もなくなるようです。
個人経営だけど、経理面のために「会社」にしているところが多いですね。
生業・家業・企業・事業
どこのポジションに置くかということではないでしょうか?
それがハッキリしていないと困るケースがありますね
会社は社長で決まる! 99パーセントそう言えます。
もちろん、中間管理職、すべての従業員が仕事に取り掛かっているのですから、皆で行っているのですが、会社の方針に従って組織は動いています。
会社の方針とは何か?
それは、社長の考え方そのものです
そこで問題が起きます。
社長は永遠ではないということです。
未来永劫続くわけではありません。
大きな会社、上場会社は社長もひとつのポストですね。
サラリーマンの延長に役員があり、もしかすると社長もある。
一部上場企業なら、サラリーマン社長の持株は微々たるものでしょう。創業社長を除いては。
銀行借入も個人保証はありません。
ところが個人会社は、同じ商法上の株式会社であっても、まったくの別物と捉えた方が良いでしょうね。
上場会社以外の普通の個人会社の場合、金融機関からの借入は、代表取締役が個人保証します。
会社が倒産しても個人に返済義務が生じますので、個人も破産してしまいます。
会社=個人
なのです。
このことをしっかり考えておかなくてはなりません。
そして、社長は永遠ではないということです。
優秀な社長ほど交代が難しいですね。
社長の交代とは自分が決断しなければならないからです。
なにせ、人事権は社長の専権事項ですから、他に言う人はいないわけです。通常は。
生業・家業は「駅伝」みたいなものでしょう。
バトンをつなぐ。
大学や会社が、生業であり家業でしょう。
(個人会社で後継者がいない場合は、会社そのものを商品として売買の対象にすることでしょうね。日本でもM&Aはごく普通の出来事になりました。その場合、会社をキレイにしておく必要があります、キレイという意味は、不良資産、不良債権などを整理しておくということです)
小生がお勧めしているのは「家業」です。
生業とは労働力の中心が自分自身ということです。
画家、作詞家、作曲家、俳優、作家、弁護士、弁理士、会計士、税理士、職人など、個人の能力による仕事の場合は代わりはききませんが、そうでない場合はチームで仕事することが良いでしょうね。
小さな会社でも、あらゆるリスクを考慮し、準備しておく必要がります。
社員にも、わが社はどういうポジションの会社か説明しておく必要があります。
中途半端が一番いけません。
年商数百億円の家業などです。
一旦、会社が調子悪くなったら大変です。無借金会社なら良いですが、通常の会社は設備投資もあるし、借入金はありますからね。
実は小生は以前そういう会社を経営していました。
大変な思いをしたので強くそう思うのです。
会社の規模、売上は強さではありません。
膨張経営はいけません。
新年にあたり再度見直したい、発信したいと思うのでありました。
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