地域の明るい将来を自治体の枠を超え、広域で捉えようというものです。
日本全体では人口はピークを超えました。
これからはゆるやかに人口が減少してゆきます。
地域ごとの人口減人口増。
減り続ける地域と2030年頃までは増えてゆく地域もあります。
あくまで予想ですから外れることもあるでしょう。
少子化がこの先更に進行するのか?
政策がうまく機能し出生率が増えてゆくのか?
これは分かりません。
日本全体、あるいは都道府県ごと、市町村別にも推計が出ています。
国立社会保障・人口問題研究所
あなたの住んでいる地域の将来予想はどんなものでしょうか?
昨今の日本では格差という言葉がひとり歩きしています。
あらゆる格差が生まれていることも事実でしょう。
格差のない社会なんて世界中にありません。
戦後日本は格差の少ない社会を作ってきました。だからこそ現代は以前と比較して格差がいろいろあると感じるのではないでしょうか?
ここでは「地域の格差」を取り上げたいと思います。
かつて炭鉱の街として栄えた夕張市が再建団体となったことで世間を騒がせています。
こんな街に誰がした。
犯人探しも忙しい。
大借金をして公共事業に金をつぎ込む。
やらなくてもよい事業を自治体が行う。
おおよそ経営感覚のない役人が作成した事業計画はうまくいく確率が低いことは当然のことでしょう。
商売感覚があり、ビジネスに興味があれば役人にはなっていません。
地方交付金や補助金をわが町に持ってくることがある意味政治でもありました。
しかしこれは過去形になりつつあります。
地域の豊かさとはなんでしょうか?
美しい自然。山がある、山には整然と木が植えられている。
川がある、ダムがある。
田んぼが一面に広がっている。
そういう大自然との調和もあるでしょう。
しかししかし、これら美しい自然環境を守るにも金が掛かるのです。
道路もしかり、警察、学校、消防署、役所に自治会館や公民館にしても税金でまかなっているのです。
豊かな地域社会とは
豊かな税収
なのです。
重税ではありません。
たくさん税金を支払ってくれるのは?
税金を生み出す一番は会社でしょう。
会社とは商品・サービスを世の中に提供し付加価値を生み出します。
その付加価値で働く人々は報酬を得ます。
設備投資も大きな消費喚起ですね。
報酬を得た個人も税金を払います。
小生が視るところ、
豊かな地域社会とは税金を生み出してくれる会社をどれだけ持つかということではないでしょうか?
夕張市も最高税率を支払っている個人を誘致すれば税収は劇的に増えます。
夕張問題を取り上げているあの有名な司会者も夕張に住民票を移したらよいと思うけど・・・
これからの首長はいかに収益性が高い会社、成長性のある会社を誘致できるか。
中小企業でもよい、たくさん会社がある地域が豊かになります。
そこに掛かっていると云っても過言ではないと思うのです。
税金を持ってくるという発想から180度切り替えて、税収を生み出す手段を議員も首長も考え実行するべきだと思います。
そういう地域間競争をどんどんして欲しい。
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りんごや
杉村 敏夫
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