見出し画像

市川稔の米(マイ)情報

ある講演会でのこと

ある一部上場会社の取引先、下請企業で作る会がありその会合で講演させていただきました。

参加は65名くらいだったと思います。

自動車、それもトラック、バスの基幹部品を作る会社でトップシェアを誇っています。
建機の部品も生産しています。

もちろん海外にも拠点を展開しています。

大手自動車メーカーとの取引は厳しいものがありますが、その会社へ部品を納めるあるいは資材を納めるというポジションはさらに厳しい。

評論家の話しではなく経営者の話しが聞きたい。

ある仲介を通して話しがありました。

希望は従業員数十人規模の中小企業の社長がためになる話しを聞きたい。


小生は、サクセスストーリー(成功物語)より失敗体験を赤裸々に聞く方が良いのではないかと提案しました。


人間は誰でも二面性を持っています。


他人の失敗は嬉しいのであり、

他人の成功は嫉妬とやっかみ、

他人の不幸は蜜の味でもある。



こういういやな部分を持っています。


そういうこともあり、失敗談をお話しすることになりました。


20年近く経過するのでもう時効でしょうし、なるべく実名を挙げてお話ししました。


その時銀行はどういう動きをするか

大手商社の手口とは

取引先との関係

社員との関係

労働組合との関係



代表取締役の責任


個人保証と担保


その時家族は?


会社は良い時が一番危険

まさかという坂もある



会社は大きければよいのか?

逆にリスクが大きくなる


上場会社と未上場会社は商法上同じ株式会社でも別物である




それらをお話しさせていただいてからこれからの経営をどうするか実例を交えて紹介しました。


自社をどうデザインするか

事業領域をどこにするか(棲むところを決める)

競争相手は同業者だけでなく時代の変化でもあること

家電業界と自動車業界の違い

価格決定権

見込型事業と受注型事業の違い

インターネットがもたらした革命

ビジネスは人と人とのつながりがもたらす



そして、



打つ手は無限


であること。



けっして、


諦めてはいけない



こと。




ただし、再生の見込みが無いのにひたすら頑張ってしまう。

赤字を垂れ流しても必死に頑張ってしまうのは最悪。

会社を清算する。

会社を売却する。

そういう選択肢もあり。



オーナー経営者は常に真剣勝負。




などなどなど・・・・・・・

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「Weblog」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事