半年前、一年前と比較すればよく分かります。
株価は一本調子で上がり続けることなんてありません。
目先に一喜一憂しているのが相場です。
農業政策だけは???
農地バンク?
今回従来の組織を抜本改組し、各都道府県に農地中間管理機構、いわゆる、農地バンクを整備致します。
全国の農地の一割弱、滋賀県の面積に匹敵する耕作放棄地が存在します。
それを借り集め、集約化し、整備したものを専業農家や農業法人、そして、株式会社に貸し出します。
こういうことを計画しているそうだ。
小生の素朴な疑問。
なぜ税金投入することばかりやるのだろうか?
税金(公金)をいかに使わないで改革するか?
そのアイデアのコンペをやるのがよいと思う。
耕作放棄地を借り集め集約化し整備する?
バラバラに点在している耕作放棄地を集めて整備することが出来るのか?
意味があるのか?
そもそも条件の悪いところから耕作放棄地は生まれる。
土地は引っ越しできない。
耕作放棄地は38,6万ha(H17年)
土地持ち非農家と自給的農家の農地が6割を占めるそうだ。
農水省データ
農業でやっていかれないからという理由ではありません。
農地が減少しているのは耕作放棄地より条件の良い農地が市街地に転用されることの方がよっぽど問題。
巨大なショッピングセンターになったり、開発で一気に農地が市街地に化ける。
そんな美味しい話しばあればばかばかしくて農産物など作ってられない。
都市近郊の農地はそうやって減少したのだ。
そのところを根本的に見誤っている。
一方、減反はどうでしょうか?
減反面積はおよそ100万haにもなります。
農水賞 資料
減反して他の作物や米でも飼料用や米粉用、加工用など作ると補助金が出ます。
減反面積を緩和するシュミレーションする方がよっぽど現実的ではないだろうか?
米で言えば、
現状の生産費1俵16000円を10000円以下にする目標を掲げている。
16000円の根拠がデタラメ。
自給的農家や農業で食べていない農家でない農家の試算がそうなっているからだ。
農水省 生産費データ
機械の共同利用などでコストが劇的に下がる。
主業農家、専業農家、農業法人に農地集約するのは耕作放棄地でなくてもよい。
出口戦略が先。
小生には政策で税金使うことが先行しているように思えて仕方ない。
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