市川稔の米(マイ)情報

米産地めぐりⅡ



いやはや驚きました。

北海道の米どころの地域でのことです。

北海道の減反(生産調整・約50%)は大変ですねという話し。

生産調整はだいたいかたついたんでねえか?!

と云うのです。

どういうことですか?という質問に、

辞める人がいるから・・・

強制的でなく生産調整が行われているということなのですね。

従いまして、作る意欲のある人はほとんど減反しないで作れるというのです。

日本の米作りの数年後を暗示していると思ったのです。

米価格の下落で採算合わない。
高齢化が進む。
後継者がいない(跡を継がない継がせない)

機械の更新すれば支払いができない。

それなら今のうちに辞めよう。


北海道は本州に比べて栽培面積が大きいので機械の設備投資も大きいのでこういう現象が顕著なのでしょう。


日本の米作りも地域によっていろいろありますが、価格の下落はさまざなな現象をもたらすことは事実です。


続く・・・

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コメント一覧

市川 稔
農地の流動化
単純な貸し借りが一番良いですね。



積極的、拡大志向の生産者にとっては良い条件です。



設備とのバランスがありますので、適正な規模ということになりますが。



北海道のある地域では積極的に辞める人の農地を「買っている」生産者にも会いました。





中山間地との違いはありますね。



中山間地はそれなりのやり方を考えてゆかねばなりません。やhり借りるとすれば条件の良いところになってしまいますね。



どういう地域か見てみないとわかりませんど・・・。







denali
50%の生産調整
おはようございます。

50%ほどの減反とのことですが、辞められた方の圃場で条件の良いところは転作田などに利用されるのでしょうが、後はやっぱり耕作放棄などで荒れるのも多いのでしょうか。

私の地域は中山間地ですが、担い手不足により条件の悪いところから放棄され、どんどん原野に帰っていきます。

何百年かの圃場としての歴史は、3年ほどの耕作放棄により復田不可能となります。

昔の時代の開田、維持を考えるとちょっと悲しいかな。
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