あさイチというのがあります。
朝のテレビ小説(朝ドラ)放送直後から始まるのでそのまま観るという人も多いのでは。
もっとも、朝のテレビとかは「テレビを点けておく」程度のことでじっくり画面を見入るという人は少ないか。
毎回ゲストが登場しトークを繰り広げる。
美輪明宏さん(79歳)は「ごきげんよう」をテレビ小説で毎日言っていたのでそのフレーズが有名になっていた。
紅白にも最年長で出たのですね。
人生はなにをやってもうまくいかない時がある。
どうすればよいか?
悩んでいる人も多いだろう。
こんな相談内容だった。
以下コピペ。
相談内容は
人生うまくいかないなと思った時、どう切り換えればいいですか、悪いことしか思い浮かんでこなくなります。
という30代の方からのもの。
美輪さんは、以下のように語っています。
人間にはバイオリズムがある。この世は正と負、光と闇、吉と凶、相反する2つのもので構成されている。闇がなければ光も無い。すべてのものの良し悪しは、2つが重なってはじめて成り立っている。ただ、みんな、幸せとか、明るいとか、片方だけを望んでしまう。
だから人間はとても調子の良い時があるけど、「最高潮に良い物」を手に入れないほうがいい。
功績があり、最高に素晴しい賞をもらう。例えば、ハリウッドスターならアカデミー賞とか、アカデミー賞をいくつももらうと、ろくな死に方をしないと向こうでは言われている。日本でもいくつも賞をもらったり、あまりにもすごいものを貰うと、病気や怪我を負ったり、亡くなったりする。身分不相応な大邸宅を建てるような人にも、同じことが起こる。
だから昔の人は「負の先払い」と言って、棟上げ式(日本で建物の新築の際に行われる祭祀)の時に、紅白のお餅をまいたり、近所の人にお酒を振る舞ったり、五十銭玉、五円玉をまいたりして、負の先払いをした。
正と負のバランスなんですよ。
と、前置きをした上で相談者にこう伝えています。
だから、悪い時期。どの扉を叩いても開かないような悪い時期は、外へ向かおうとしてもドアが開かない。ではどうすればいいか?「内に向かえ」そういう指令なのです。
内へ向かうというのは「棚卸しの時期だぞ、バーゲンセールの時期ではないぞ」という事。
だから「品を揃えなさい」。美・知識・教養・技術、そういうもの全て、自分の財産を増やしなさい。今はそういう時期。
それで、セールの時期が来ると、あれ?っと思うぐらい、色んなところの突破口が開けていくんです。そういう時期に貯めていたものを全てバァーっと出すと、人生が上手く回り出す。
回り出したら、最高まで行かないうちに、二番、三番手で引いておいたほうが無事でいられる。
あっちがダメならこっちがあるさ、こっちがダメならあっちがあるさ。何か突破口はあるんですよ。
NHK「あさいち」ーより引用
この回答が「素晴しい」とネット上で話題となっています。
以上、コピペ終了。
うまくいかない時は内に向かう
充電の時
うまく行く時は調子に乗らない
最高潮のものは手にれない方がよい
なんだか、すごく「スッと入ってくる」のであります。
人生それぞれ
誰でもが自分の実力の中で、おかれた環境の中で葛藤しているのだと思う。
良い時も悪い時もある。
信頼していた人に裏切られることもある。
なぜか、話しがうまく行きとんとん拍子に行くこともある。
そういう時に心しておきたい。
grapee
togetter
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