かつて、牛丼といえば吉野家だったが業界の地図が変わりました。
ゼンショーが展開する「すき家」が業界トップ。
松屋も含めて牛丼戦争は続く。
牛丼で会社大きくなりましたが、各社さまざまな業態の店を展開している。
M&Aも積極的に行ってきた。
ホームページを見比べるのもおもしろい。
吉野家
すき家
松屋
2012年に入り様相が変わってきました。
安売り戦争で顧客を引き付けたが、それがあたりまえになると客数は落ちてくる。
売上とは客数×客単価だから単価を下げていれば売上も落ちる。
仕入(フードコスト)を下げなければ実現できない。
米相場は平成22年産が底だったのでこの影響も大きい。
打つ手が成功していた日本マクドナルドも2012年は既存店売上も苦戦。
こういう日常の食というものは景気に敏感に反応する。
日本経済は景気後退局面に入っている。
これはかなり深刻な話しです。
吉野家が牛丼並盛250円の店を展開するという。
日経ニュース
これはいろいろな意味を含んでいると小生は見た。
380円で販売している牛丼と同じものを250円で売るという。
原点帰りでメニューを絞り、設備も運営費もローコストで行う。
それにしても250円とは安いですねぇ~。
日本経済のゆくえと共に気になります。
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