市川稔の米(マイ)情報

概算金を上げてみたものの

お米の生産調整を始めて半世紀?

初めて達成したそうだが・・・

27年産の生産者に対する「概算金」を26年に比べて引き上げた。

24年産を大幅に引き上げたところからおかしくなりました。

その損失を埋めるために25年、26年と引き下げたわけです。


27年産は需給や需要を考慮して引き上げたのではなく、
26年産下げ過ぎたのでこれくらいはと引き上げたのではないか。



ある、大手ネット通販の担当から伺いました。


「新米の売れ行きが前年の3割程度しかない」


売れ行きが悪い・・・





お盆以降の気温の低下、W台風により変わってしまいましたね。

9月に入ると秋雨前線が停滞するので、台風が接近すると大雨になる。

地域によっては、



日照が足りない


登熟が心配です



山形県のある村に呼ばれています。



「この時代、売れる米とは」


こういう演題で話して欲しいと。



的を得ていますね。



作るとは、売ること



製造業だろうと加工業だろうと「売らない」ことには仕事になりません。


売り先を持たない「製造業」というのはないのです。



作るところ







消費するところ



それには「流通」という大きな役割があります。



6次化などと「耳障り」のよい言葉に翻弄されてはいけません。


役所が音頭を取るものはたいてい失敗します。


なぜか?


マーケットとは一番遠いところにいるからです。



おむすびをいくらで販売するか?


セットものの価格はいくらまで支持されるか?


お米の価格はどのくらいが適正か?




小生いつも云っていますが、




いらないものはタダでもいらないのです。




興味あるもの、欲しいものはいくら出しても欲しい。



日本はそういうところなのです。



価格





価値



価値観というのは人によって変わります。



だから、



そんな、単純なことではありません。





本日から出張です。

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