出発前のアナウンスでは、雪で天候不順の場合は羽田空港に引き返すこともありますと・・・
天気は快晴、飛び立った後、眼下の東京はとても美しかった。
水平飛行はほんの僅かです。
あっという間に庄内空港に。
雪景色が出迎えます。
幸い、雪が止んで気温も高く。
先週はドカ雪があり大変だったそうです。
お米生産者が出資した会社。
民間の農協みたいなもの。
栽培方法をいくつか決め、肥料は共同購入で安く、栽培履歴もしっかり把握しているお米も多く、すべての生産者のお米の食味評価、成分分析も行う。
弊社のメインの取引先です。
その、冬季研修会&新年会に参加。
研修会は講演会。
講師は現役、農水省事務次官です。
演題は「農業改革について」です。
(写真の人は別の方です)
今、取り組んでいること、これからやろうとしていること。
国の視点、役所の視点というものがよく分かりました。
講演会終了後は着席での新年会。
小生は事務次官の隣に(^^)/
生産者の皆さんにもお会い出来て良い時間でありました。
宴たけなわのところ、17時50分発の便に乗るため小生は16時45分に会場を出て。
余裕で空港に着いて出発を待っていました。
丁度、相撲の千秋楽。
白鵬に勝って稀勢の里が優勝に花を添えた瞬間を見ることが出来ました。
日本人が横綱になるのは3代目若乃花以来19年ぶりとか。
素直に嬉しいね。
飛行機は機材に不具合があると・・・
相撲が見れて良かったのですが(笑)
一時間遅れのアナウンスがあり、皆さんのため息が伝わってきました。
結局、遅れは40分くらいでした。
機長のアナウンスではお詫びの言葉とともに、遅れを取り戻すべく、スピードアップ、進路の変更行っていると。
へぇ、そんなこと出来るんだと妙に感激。
羽田空港に着いたのは良いが、ローカル線は出口からすごく遠いところに駐機させられ。
羽田空港を出たのは8時、帰宅したのは9時でした。
それでも、飛行機なら日帰り出張は楽なもの。
お世話になりました。
ありがとうございました。
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講演の中で小生が気が付いたことをいくつか
戦争に負けてGHQ主導による農地改革が行われ。
全国に無数の自作農が誕生した。
平均面積は0,8ha。
自作地だから生産は伸びたものの。
農地の流動化はほとんど無くなった。
民主党政権で戸別所得補償やった。(米の直接支払交付金)
これでますます農地は動かなくなった。
平成26年産から半減(7,500円/10a)、平成30年産から廃止。
農地中間管理機構をフル活用(したい)
農地の集積・集約化(したい)
農地利用、現状は担い手農家がおよそ5割。
これを8割に引き上げたい。
担い手農家育成には補助金ではなく融資を柱に。
補助金に合わせて投資をするのでは時期を自ら決められない。
投資したい時期に機敏に規模拡大出来るように。
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米農家、米流通関係者が一番懸念していること。
平成30年から国が生産目標数量は示すが、生産面積の配分はやらない。
過剰生産になって相場暴落するのでは?
みなさん、ここがどうなるか心配している。
農水省は今までと変わらないと言っています。
小生は、
需要が多い米=安い米
産地は高級米、単価の高い米を作りたい
ここに需給のミスマッチがあります
ある農協に、ある生産者グループに割安なお米の生産依頼があったらどうしますか?
売り先あるなら作るのでは?
個別に売りと買いが成立すればどうなるか?
予想
結局のところ、売り先決まらないまま作るコメが余り、高級米が余る結果になるのでは?
なので、30年産が安値予想になれば29年産在庫持ちませんね?
なにもしなければ下げ基調。
あたりまえのことですが、売り先決めてから生産計画を立てるということです。
詳しくは後日。
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