一般財団法人です。
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代表的にはコメの検査機関でありました。
現在、コメの検査は民営化され生産者自身が検査員になっている人もたくさんいます。
品種と等級の検査。
個人でもある程度の規模の生産者であれば、色彩選別機導入しています。
弊社で取引させていただいている生産者はほぼ全員導入しています。
等級はほとんど1等になる。
この時代に目視で行うことの意味があるのだろうか?
さて、穀研ですが、
組織そのものが「食管法」時代の置き土産のようなものでしょうか。
そこが、毎年「食味ランキング」というものをやっておりまして。
2013年産は44道府県の131銘柄が対象とか。
特A、A、A’、B
Bはない。
最高ランクの特Aは過去最多の38銘柄。
日経
穀研
特Aの大バーゲン。
小生から云わせれば、
道府県と品種というのはあまりに大雑把でありまして。
北海道の〇〇、山形の〇〇といっても。
北海道はでっかいどうでありまして。
どこでどういう作り方で?
米どころ山形と言っても、置賜、村山、庄内ではかなり違うし。
どこのだれのコメをサンプルとしたのでしょうか?
無作為サンプルなら分かりますが、評価をするからサンプルをとなれば・・・。
この評価とマーケットの評価はイコールではありません。
地域と品種だけで決まるなら、誰がどう作っても同じということになります。
そんな単純なものではありません。
協会のHPに「食味ランキングの結果内容を掲載するには当協会の承認を受けてください」とあります。
公表していて、メディアも報道していている中で承認を受けるもなにもないでしょう。
かつては、東北と北陸の一部であった特Aが全国に広がり。
北海道や九州に広がり、2013年産で初めて四国の1銘柄が。
そんなわけで「ニュース」になるのは珍しいからでありまして。
ゆめぴりかや森のくまさんなどその代表例です。
くまさんなど地元の業界ではいい迷惑と言っておりました。
ブームでは長続きしません。
個人やグループで食味向上に取り組んでいるのとはわけが違う。
メディアの取り上げ方にも問題あり。
それにしても、
公表している協会のB/Sを見ると、
負債及び正味財産50億のうち退職給付引当金が30億円あります。
素晴らしいですね。
流動資産14億のうち未収金9億も気になります。
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