市川稔の米(マイ)情報

デフレの圧力と経営

小生のブログでは2009年9月30日にデフレのことを書きました。

現場にいて肌で感じるからです。

12月になりました。

10月から更に空気が変わりました。
10月、11月の消費減退はとても大きな数字になるでしょう。

餃子の王将のように、自身の努力もありますが、連日のようにテレビで取り上げてもらったことが更にお客様が集まる。

ユニクロも同様だ。

たゆまぬ商品開発、他社の追随を許さないほど技術面でも先行し、社員教育の徹底、接客技術の工場、なおかつ明確な戦略がある企業はごくまれ。
ユニクロはそれがある。

社長も明言していますが、こんな閉塞感漂う日本に誰が投資できますか。

そうです、ユニクロ展開するファーストリテイリング社は世界で活躍して欲しい。

国内の話しに戻ります。

プロパンガス屋の社長に聞いてみました。
飲食店などの得意先も多いからです。

どうです、最近は?
ガスの使用量なども影響ありますか?

ある、ある。
飲食店はほとんど使用量減っている。

一番分かりやすい。

コメの使用量などでもすぐに分かりますね。

大手チェーンストアは皆値下げです。
牛丼チエーンは軒並み。
ガストなど展開するすかいらーくも。

コンビニでも298弁当出すし。

食品スーパーは更なる値下げ競争に邁進。

超大手は一流メーカーを泣かせてPB商品として自社の粗利益率向上に邁進。

なにも手を打たなければじり貧です。

「ウチは安売りはやらねぇ。」

そうタンカを切るのは簡単ですが、それにはワケがなければお客様は買ってくれない,来てくれないでしょう。
ただ、意固地になっているに過ぎません。

モノやサービスを買うには価格だけでしょうか?

対象をどこの誰にするかでも変わります。

簡単に言うと、ピンとキリがあります。

中小は大手のマネをしてはいけません。

大手に出来ないことをする。

確かなモノを上手に伝える能力と技術。
それに加えてお客様の生活シーンに合わせた、あるいは提案する「コト」が大事ではないでしょうか。

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