市川稔の米(マイ)情報

スピード

18日から始まる国会の前に動きがあると推測していた。
15日金曜日夜に元秘書2人、そのうち一人は現職衆議院議員。
公設第一秘書の逮捕状も取った。

まさに激震が走りました。

検察も本気だろう。

政権与党の実力幹事長と対峙するのだから。

政府も、民主党議員からも批判の声が上がらないのが不思議。

自民党なら大変な事態になっているだろう。

冷静に見ても、政治団体が土地やマンションを次々に購入することは普通ではない。しかも、名義は個人なので相続対象になる。事実上個人に帰属する。
どうしてこういうことが問題にならないか不思議でならない。

剛腕と言われる幹事長が居なくなると民主党は良い意味で変わるだろうと思う。


話しは変わり、

今の日本に閉塞感が漂う原因のひとつに「スピード」が欠けていると思う。

ハイチにおける大地震。
地震大国(世界中で起こる地震の1割は日本だとか)日本はノウハウを持っている。
大地震が起きたら・・・。
人命を救うには一刻を争うのだ。

「即」判断が必要なのです。

ここでも日本は遅れた。

日本の大企業でも同じ。
企業間取引で仲良くしていれば仕事が回ってきた時代はそれでもやっていけた。
グループ企業や、ピラミッド型にケイレツが出来上がっていた時代は。

意思決定が早く、責任者がはっきりしている会社。

合議制で物事を決定する会社。

日本の大企業は今でも「稟議制度」を取っているところが多い。
係長以下が一番仕事をしている会社のことだ。
課長以上は書類がまわりひたすらハンコを。

ハンコを押印したら責任はどうなるか?

「みんなで決めたこと」

になります。

従って・・・・・

誰も責任を取らないことになります。

意思決定がどんどん遅れると・・・。

会社は競争に敗れます。

特に、国際競争に負ける。

中小零細企業は責任を転嫁することはできません。

良くも悪くもすべてオーナーの責任です。

楽しく仕事しましょう。

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