市川稔の米(マイ)情報

仕入高、販売安

米業界の話し

22年産は農協が農家に支払う「概算金」を前年より引き上げた

相場そのものは安い

稲は田んぼで収穫するが、白米製品は米卸、米会社が製品として販売する

消費生活者がどこからお米を買っているか

1位はスーパーマーケットで全体のおよそ半分強

2位はなんと無償でもらっている12%前後
(小規模稲作農家減っているので無償でもらうは減少傾向)

3位はインターネット通販

米穀専門店は2%くらいでとても少ない
(専門店、頑張らないと!)

データはこちら


大型精米工場を保有する米卸

主な販売先はスーパーなど量販店、外食および中食企業だ

ここは価格競争厳しいレッドオーシャンの世界

値上げは簡単に認めない

値下げは即日OK(笑)

21年産の玄米相場下がったので米卸は一息つけた

付加価値率を若干上げることが出来た

22年はその逆

玄米相場上昇ということは「仕入が上がり」「売価上げ難しい」

利益率低下ということになり、簡単に赤字転落します


経営の要諦は「値決め」にあります

価格決定権持たない業態は利益のコントロールが出来ません


自社の立ち位置

どこと取引、取り組むか


それが大事です




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