伝統食文化を大切にしたい。
「餅は餅屋」という格言があるくらい微妙に難しいもの。
昭和40年代後半の話し。
家業で正月用の「のし餅」大量に生産していた。
12月だけ稼動する「もち専用工場」を保有していた。
シーズンになると、福島から出稼ぎの人が数十人敷地内の離れに寝泊りして餅作りに励む。
工場は24時間体制でフル稼働。
まかないの「食」も大騒ぎでありました。
人手が足りず小生の友人も深夜のバイトお願いしてた。
あまりに寒いし辛いので早々に退散した友人もいた(笑)
わずかなシーズンに最大15,000枚ほど生産販売した。
作業を急ぐあまり、熱いうちに袋に入れ、水蒸気が出て、餅の表面が月のクレーターのようになってしまったことも。
元旦からお客様のところに謝り歩いたことも今になれば楽しい思い出だ。
現在は、餅加工技術も進歩し、保存剤など一切使用せずに常温で数ヶ月日持ちする便利なものが主流だ。
そうは言っても、
正月用には「つきたての柔らかいのし餅」が良いですね。
固くなる前に切るのが一仕事。
現在の小生の会社でも「米家きゅうさん」でつきたての柔らかい餅を販売している。
スタッフのガンバリで1店舗閉鎖したにも関わらず昨年実績を超えた。
価格訴求ではなく、徹底的に品質訴求した結果だと思う。
新規店舗の「米家きゅうさん府中店」は市場内店舗なので、つきたて餅を試食販売したところ大好評でありました。
食べ物販売は試食が一番です。
さぁ、年末もう一仕事。
張り切って行こう!
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