市川稔の米(マイ)情報

生活・消費動向を知る

どうも、気になることがあります。

日本社会は、一億総中流社会と云われた時代から、上流、中流、下流と分ければ、中流が少なくなる、二極化社会になりつつある気がします。

勉強する意欲がない、スポーツで汗を流すでもない、働く意欲も少ない、どうしたら「楽」に生きることができるか。

結婚する意欲も少ない。

社会全体のことなど考えない。

当然、年金のことなど興味ない。

そういう人が増えてきました。



しかし、まだまだ圧倒的に普通の人々が多いのが日本社会です。


コンビニの原点は、すぐに食べる、使うでしょうか。

買上金額は数百円ですね。

そこから品揃えが始まります。

コンビニ利用客の生活を分析すれば見えてきますね。

近所、一人、すぐ、こんなキーワードでしょうか。

価格より利便性。だからコンビニエンスストアと云いますね。

時代のニーズにしっかり適応してきました。

スーパーマーケットはどうでしょうか?

顧客は圧倒的に「主婦」ですね。

家族の食事、生活の品々を買い求める場ということができます。

そこで、少し異なる視点で眺めてみたいと思います。

ご近所の、普通の人々の、普段の生活というものを、販売する側の人たちはご存知だろうかということです。

どうも、そこにギャップがあるような気がします。



さてさて、日本も二極化が進むとどうなるか?


大手スーパー、あるいは中小スーパーは一方の極。大きい極を担うことになりますね。

おのずと、戦術が決まってきます。


100円ショップや、100円ストアも同様でしょう。


大手のやらないところに商機あり。


人の裏の道に商機あり。


マスコミ報道に流されるとロクなことはない。
(ニュースとは、めったに起こらないことが起きたからニュースになるのであって、それを見て全体的な判断をしたら間違うというものです)


二極のもう一つの極。


こちらは、そういう生活を体験した人でないと、マーケティングも、商品開発も出来ないでしょうね。

ニーズが分からないから。


日本はそこが問題かな。


だから、ヨーロッパのブランド品を買う人が多いのだと思います。


自分という確固たるものがないから、持ち物で表そうとする。


この世界は日本では「真空マーケット」でしょうね。


商機はたくさんあります。


そんなことを考えていることが好きです。



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