市川稔の米(マイ)情報

会社訪問

会社経営していると


業界のことには詳しいが、他の業種のことはわからない


自分の会社から世の中を見れば自分の都合から眺めることになる


消費財扱っていれば、使う人、消費生活者のシーンから眺めなければいけない


食の分野では「食のシーン」から組み立てることだ



食の分野でお米とパンがあり


パンのこと勉強にある会社を訪問しました


その会社は製パン業ですが、長く学校給食のパンを供給していて

ところが、学校給食は米飯が主流になり、今や米飯7割、パン3割の割合だそうです


学校給食向けは販売というより委託事業のようなビジネスですが


それでも、パンの業界、消費動向、高級食パンのことなど業界人ならではの情報がたくさん



国内全体の話しですが、


平成の初めを100として購入量を見てみると


お米は55

パンは105


お米は30年で半分近くなったわけですが、パンは減っていない、少し増えた


加工米飯は増えている


パン会社の経営者も自宅にパックご飯常時在庫していると言っていました


コメも炊くが、ごはんも買う



パンの世界も大手と中小では住む世界が全然違う



コンビニはPBのパン増やしているし


セブンの金のパンが火付け役になったかも

高級食パンも売れるのだ

高級食パン専門店もかなり増えました



「あれはブームだろうか?」


小生のそんな問いに、


「ブームだとしたらもう終わってないといけない(笑)」


そんな返事が返ってきました



パンの美味しさの基準はどんなものか?


分かりやすいものが受けている

簡単に言えば、一口食べて「美味しい」と感じるもの


素材にこだわるより美味しさにこだわった方が受ける


店舗の採算分岐点とか


今の時代、レシピはすぐ手に入る


職人いなくてもできるとか


その他、会社経営に関すること意見交換しました


小生の息子世代(先代は小生の友人だったが早くして亡くなった)だが勉強になりました



異業種の会社を訪問して話しを伺うのも良いものだと思った次第です

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