市川稔の米(マイ)情報

東北を旅して

山形での会合を皮切りに都合9日間の旅でした。

自分で運転して回ると、電車の移動ではできない自由度があり内容が濃い。

初めて行くことができた竜飛岬も良い思い出になりました。
5時に宿を出て一般道を片道約55km走破。
残り25kmのところにサークルKがありドリンクを買った。
この先にコンビニあるのですかと聞いてみた。
「ここが最後です」
妙にその「最後」という言葉が印象的でありました。
早朝6時前に展望台に立ちその風景を目にしたときは感動でありました。
それにしても6時にケータイが鳴るのにビックリ。
「社長は起きるの早いから」と次に向かう予定の米生産者からでした。
「今、竜飛に居るよ」と言ったら驚いておりました。

8時前には宿に戻り朝食を戴きました。
その宿は町営だそうですが、運営は商工会がやっているとのこと。
地方に弱いソフトバンクは圏外でありました。

さて、今回の東北の旅で見聞したものは。
いろいろ感ずる点ありますが、今日は米の作柄に絞ってみたいと思います。

まず第一は、
地域、作る人によってかなり差があるということ。

日本海側、内陸、太平洋側とありますが、庄内あたりはかなり遅れていること。
福島中通りなど通常の感じであること。
内陸部は影響少ないこと。
北東北の秋田や青森(つがる)は心配したほどではないこと。
宮城北部もまずまずであること。

豊作はありえない。
どこまで回復するかということ。

品質はばらつきがあるだろうと予測されること。

稲はたんぼの姿からは収量や品質、まして食味を推測するのは難しい。

刈り取りし、籾すり、乾燥し玄米に仕上げてみないと分からないというのが本音だろう。

小生としてはプロ農家の技術に期待しています。

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