在任期間5年5ヶ月の小泉総理は48か国だそうがだ、安倍総理は1年9ヶ月で49か国と記録更新。
今回の訪米で60ヶ国?くらいになるのかな。
極東にある日本から出かけて行くと時差がある国・地域が多いので大変です。
強行日程でよく体が持っているなと感心します。
日本という国は世界の中でどういう位置づけなのでしょうか?
戦争に負けた後に同盟国となった。
同盟国と言っても勝者と敗者の同盟だから対等であるわけはなく。
戦後70年経過しても日本の中にアメリカ軍の基地がごく普通のこととして存在している。
日本は軍隊のことを自衛隊と云っている。
自由・民主主義を標榜する側の代表はアメリカであることは事実だろう。
日本はそれを守っている。
今回の安倍総理訪米は日本側もかなり力入れて準備したと思う。
アメリカ側もかなり神経使い厚遇した。
中国の台頭を意識してのことだとはすぐに分かる。
安倍総理は運の良い人だ。
運を引き込むもの実力のうちだが。
歴代総理の中で自分の言葉で国の未来や過去のことを語れる人がどれだけいるだろうか?
確固とした信念。
強くそして長く思うことを想念と云います。
想念のレベルに達していないと自分の言葉で喋れない。
日本国代表として現在の安倍総理は国民として誇れるものだと思います。
日本の報道には首を傾げる。
いったいどこの国の報道機関なのか?
今回の訪米のハイライトでもある米議会での演説。
日本の総理としては、岸、佐藤、池田首相以来で実に50年ぶり。
上院下院の議員が一同に揃う場での演説としては日本の総理として初めて。
国民を代表するのが議員だから全国民を相手に演説するのと同じ意味があります。
日本のメディアは何を報じるか?
安倍総理はアメリカと日本で「希望の同盟」を築こうと力説している。
スタンディングオベーション何度も!
演説 動画
ところが、
新聞の一面にかの戦争のことを安倍総理がどういう言葉で表すか、そればかり強調している。
毎日新聞 「大戦、痛切に反省」
NHK 「痛切な反省」
朝日新聞 「痛切な反省」
まったく、日本のメディアはどこの国の報道機関なのだろうか?
一面に持ってくる文言はそれではないだろう。
TBSは珍しく「希望の同盟」という文言で。
是非、全文を読んで欲しい。
演説全文(日本語)NHK
素晴らしい内容だと思う。
小生が納得出来ないのは安倍総理が「歴代内閣の立場を踏襲する」と述べていることだ。
戦後レジュームの脱却というスローガンはこの問題に対してはいかに安倍総理といえども変えられないようだ。
アメリカという国はよくも悪くも世界のリーダー。
日本はアメリカの核の下で、自由貿易のおかげで発展してきた。
だけど、戦後から70年経過してもその枠組みから出られないというのも悲しいことだ。
どちらにしても、
日本の報道は斜めから見ているのが多いのでまともに受け止めないようにしたい。
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