農水大臣が2014年産(H26年)主食用のお米20万トン調整保管すると発言。
でも、これが小生にはよく理解出来ない発言でありまして。
発言をコピペしますので読んでみてくださいまし。
はい。一番、やっぱり関心、水田地帯は米価の下落、どういう対応をすると、これだと思います、大きく見て。先ほども、記者さんの質問に答えましたが、やっぱり、今まで、その需要と供給のバランスを測るときにですね、どうしても生産調整って発想で、今まで、やってきたんですね。
それが、なかなか、年間8万トンずつ減るコメの需要量でありますから、それに合わせた供給サイドの対応が遅れてきたと、こういうことだと思うんです。
これからはですね、この供給サイド、やっぱり、他のものを作っても大丈夫だと、インセンティブが働いていると、主食用のおコメと同等の収益を得られることができると、こういう対応が作り上げない限りですね、私は、この供給過剰で、いつも米価の問題で農政がなかなか成長産業になれないと、こういう状態が続くと思うんです。ですから、思い切って、供給と需要のバランスをとれるような対策をとらせてもらいたいと。まだまだ、選挙前にも、これは当然の行政の仕事として、たくさん残っておりますので、補正予算を含めてですね、考えていきたいと思います。
それから、選挙戦の問題ではですね、米価の対応をどうすると、こういうことで、すぐ切れるカードっていうのは、直接交付金、早く払うとかですね、それから、ナラシのお金が来るまでの間、無利子でつなぐとか、まあ、いくつかありますけれど、それで農家の米価下落に対応できるわけではありません。当面のしのぎですね。それから、来年以降は、しっかり考えて生産調整、深掘りしてくれたら、産地交付金等を10(アール)当たり5000円、更に乗せていくと、こういうことで、供給サイドを他のものに振り向けていくと、こういうことをやっていきたいと思うんです。問題はですね、ナラシがあるんですということも、農家の皆さん、知らない人が多いです。私が歩いてみて、8000円で、これで米価どうしてくれるんだって人が大半ですね、農家は。指導者層も、ナラシ対策があるのが、よく分かっていない。8000円のコメがですね、まあ、栃木の場合なんか1万3000円強で追加払いする予定でありましたが、今のところは、1万1000円強ぐらいで、2000円ぐらい下がっていますよね。
その追加払いと1万5000円の標準価格、この差、9割埋めるって言ってましたが、ナラシで。本当に9割埋まるんですかと。しかし、保険制度というか、掛金は20パーセント減収までしか、支払いできないようでいますよね。そういうときには、20パーセントにすれば、1万5000円ですから、3000円下がる。3000円のうちの9割、3×9=27、2700円はナラシで払えるわけですが、それよりも取れなかったことをどうするとか、そういうものをはっきり示してくれと、こういうことを言われておりますので、私は表を作って農家の皆さんに、まあ、1万4000円前後までのナラシが入っておればですね、補塡されて、所得として入ってくるのではないかと、こういうことをしっかりお伝えをしていきたいと思います。
場所によっては、1万3000円台もあるかもしれませんが、あの9割がいくと。9割いかないとこは、半分、今年に限ってナラシと同じような対応、入ってないとこですね、その皆さんは、このぐらいの1俵当たりの価格になりますよというのを数字で示していきたいと思います。それから、20万トンの米穀機構(「一般社団法人 米穀安定供給確保支援機構」)が買い上げる、これ、しっかり買い上げてもらいます(正しくは、後述のとおり「倉庫への保管」)。いつまでもですね、わけの分からない発表ばかりしてるようなわけにいきません。しっかり、これは米穀機構に対応してもらいます。
そして、この20万トンは、来年の11月20日以降まで、しっかり、これはどこかの倉庫に保管をしていただいて、そして、今、売り急ぎしたコメ、これに対する影響がどう出るか、今週、場が立てばですね、分かるわけであります。それでも回復しないとか、そういう話になればですね、私は、その以降のですね、コメ全体の政策の中でも対応は考えていきたいと、こう思っています。これは、買上げではなくて、倉庫に保管する、だから、言葉が分かりにくいんです。これは隔離です。
コメを。そして、隔離しておいてですね、コメの、今、今後出てきてる売り急ぎの皆さん、ここをですね、対応を、これから見ていきたいと。これは、来年の収穫以降まで見てですね、やっぱり、農家にとって、こういう米価では農家ができないと、こういうことになれば、更に、もう一歩進んだ対応が必要だと思います。全体としては、保管ではありますが、買上げ状態と同じぐらいの対応の効果が出るように、私はやっていきたいと、こう思ってます。
コピペ終了。
最後の発言の部分に注目すると、
この20万トンは、来年の11月20日以降まで、しっかり、これはどこかの倉庫に保管をしていただいて、
今週、場が立てばですね、分かるわけであります。
それでも回復しないとか、そういう話しになればですね、
米政策の中でも対応は考えていきたい
買い上げではなくて、倉庫に保管する
これは隔離
こういう発言でありました。
今週、場が立てばということですが、発言は25日(火)でありまして、本日28日(金)ですがどうやら反応は少ないようで・・・
「売り」は多いが「買い」は少ないようだ。
アナウンス効果は低い?
発言によれば、相場押し上げ効果無ければさらに対応考えていきたいと。
もともと全農は次年度に持越しを想定していたので大臣発言の影響少ないとか。
選挙突入したのでなにが起こるか分かりません。
だが、こんな時は
霞が関や永田町を向いてビジネスを構築したらいけませんよ
顧客の方を向いてビジネスしなさい
そう言いたい。
大臣発言正式アップはこちら
西川農林水産大臣記者会見概要 平成26年11月25日(火曜日)11時04分~11時15分 於:本省会見室
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