市川稔の米(マイ)情報

日経は後ろから読む

日経朝刊。


少ない日で32ページ、多い日は42ページあるかな。


経済新聞だから、経済関係の記事が重点であります。


新聞は一面トップ記事に何を持ってくるか?


新聞の「顔」ですからね。


日経最終ページは「文化」面だ。


「私の履歴書」

「交遊抄」


という、新聞記者が書くものではないコーナーがあります。


どちらも、ハッと気づく、おもしろいことがあります。


今月(平成28年9月)は、吉野家ホールディングス会長「安部修仁」さんです。


小生より3歳上ですが、ほぼ同時期から仕事しているので手に取るように分かる。


昭和55年(1980年)に吉野家は会社更生法申請し倒産。

その半年前まで、お米を納入していました。


話しの中に出てきますが、肉を変え、醤油を変え、米を変え、漬物も変えた時期があります。

まずくなって、値段も上げた。

米も限界を超えたので「もう無理です」とお断りしたのだ。

そんな経緯もあり、とても親近感持って拝読しています。





後半が楽しみ。




それと、



新聞の「連載小説」も面白い。


「伊集院 静」氏による「琥珀の夢」という小説。


「鳥井信次郎とその末裔」




そう、あのサントリーを創業した人とその後の物語。


伊集院氏の独特の筆回しで、読む者を引き込んでゆく。


よく、調べたなぁと感心します。


いろいろな雑誌に連載持っている。


どうやってその時間作るのだろうか。


これも、完成すれば単行本になるのだろうが、新聞のおまけみたいなもので楽しみであります。



日経は後ろから読む(笑)

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