市川稔の米(マイ)情報

GDP10%減の現実

08年10月~12月四半期ベースのGDPが前年同期10%くらい減ったのではという報道が出ています。

09年1月~3月
09年4月~10年3月期はどうなるか?

10%減少ということは低成長ながらコツコツと積み上げてきたものが吹き飛ぶことになりあらゆる業界に多大な影響を及ぼす。

日本のGDPに輸出の占める割合は15パーセント程度だそうだ。

内需85を0,9
外需15を0,7

これで87になります。

15パーセント落ち込みもおかしな数字ではありません。

これだけ急速な落ち込みは初めてでしょう。

企業も防衛策であらゆる支出を減らす。
人件費を減らすことは雇用破壊をもたらし社会不安になります。
個人も生活防衛と先行き不安のために支出を減らす。

これをどう修正するか。

日本は市場原理主義を取り入れ過ぎました。

「官」から「民」へ
「大きな政府」から「小さな政府」へ
小泉内閣のスローガンでした。
小生も賛同していました。
しかし、今は反省しています。

自由な競争というものは少数の強者が勝ち多数の敗者が出ます。

アメリカの現状を見ればよく分かります。

30年前の日本でホームレスがこんなに増えると誰が予測したでしょうか?

年金にしても医療にしても保険制度では立ち行かなくなっています。
政治とは税金の集め方と使い方を議論する場かと思います。

この大不況が良い意味で契機になり日本の将来を真剣に考えるようになればと思います。

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