業態が異なるチェーンストアを経営する会社に提案するというもの。
課題は上がっているので、それをどう具体化するか。
素材の話しだったのですが、小生は原料や素材から組み立てるのではなく、
消費生活者のシーンからそれに合うものを商品化し提案することではないかと申し上げました。
eコマースに乗るものは、どんどんそちらに移行して行く。
そのスピードは予想をはるかに超える。
スーパーマーケットは商圏が狭い。
常連客がほとんど。
ちょいと古い表現なら、主婦が家計をやりくりしてひと月の食費を捻出している。
今どきは、結婚していても財布は別々も多い。
その場合でも、食費というものはおおよその予算というか、使えるお金はおのずと決まってくる。
商圏の中の普通の世帯がお客様ということになる。
月々、どこのお店でいくら使うか?
突き詰めるとそこになる。
購入者は同じものなら安い方が良いに決まっている。
スーパーという業態は「安く売る」ことと「品揃え」が一番のウリモノ。
ナショナルブランド品を安く売ることで顧客を集めて来た。
生鮮品の鮮度、品質がカギを握るようになり。
今では、いわゆる惣菜の品揃え、品質、美味しさなどがカギを握っている。
業界用語で言うと「調理放棄」の主婦を顧客にするには。
いえいえ、今や世帯人員が1人、2人が多く、4人、5人、6人という大世帯が少ない。
どこのどういう人の焦点を合わせるかで変わってくる。
お米が売れないと言いますが、正確に言えば、お米を炊く回数が減ったということではないでしょうか。
パンとお米が比較されますが、比較対象が間違っています。
お米と比較するなら小麦でしょう。
パンと比較するなら米飯です。
おむすびや寿司、冷凍米飯など。
「すぐ食べられるかどうか」
コンビニもイートインコーナー作る店増えました。
デパ地下もそうです。
あの「ダイエー」の新店が町田に出来ました。
小さい店ですが、惣菜売り場の近くにはコーヒー売り場もあり、なんとイートインコーナーが出来ていました。
悲しいかな、美味しそうな商品は少ない。
でも、その努力には敬意を表します。
スーパー、コンビニ、食堂の壁がどんどん無くなって行くことではないかと思う。
マーチャンダイジング
マーケティング
マネジメント
そういう見方が改めて大事だと思います。
業界人の見方は自社で扱う商品から世の中を見るから「見えるものが見えなくなる」と思うのです。
お米を通して世の中眺めたら見えるものが見えません(笑)
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