新しい業態を創るために小生も7ヵ月店に入っておりました。
開店当初は試行錯誤の連続。
真剣に取り組めば見えないことも見えてくる。
商品作りは「おかみさん」の腕前でかなりのレベルになったと自負しています。
一口に店と言ってもやるべきことは山ほどあります。
革新の連続。
変えてはいけないことと変えなくてはいけないこと。
巨大流通グループ、セブンアンドアイは20年以上前からスローガンを変えていません。
小生も昔グループ会社と取引ありましたので東京タワー近くの本部によく行きました。
そこには「変化への対応と基本の徹底」と大きく看板が掲げられています。
これは不変の原理原則と云えるでしょう。
小生は大手チェーンが出来ないことを売り物にしようと考えてきました。
それは店舗内で調理しできたてを提供するというものです。
(あたりまえのことをあたりまえにする)
たとえば鶏のから揚げひとつにしても、国産フレッシュ肉を使い、店内でカットしてコメ油で揚げています。
原価が高くともそうしています。
先日、新聞におもしろい記事が出ていました。
ある大手ファミレスがキャベツをまるごと仕入れることにしたというのです。
キャベツを1個仕入に変えたことがニュースになることそのことが問題をあぶり出しています。
それまではカット野菜を仕入れていたわけです。
売価を下げて野菜サラダを出したいためにカットキャベツ仕入からまるごとキャベツに変え、店内でカットするというものです。
今は亡きその大手ファミレスの創業者が聞いたら烈火のごとく怒るでしょう。
レストランはそこで調理するからレストランではないでしょうか?
合理化してよい部分としてはいけない部分があると思うのです。
ファミレスが調子悪くなった原因のひとつに「ドリンクバー」の存在があると小生は見ています。
水も自分で取ってこいとは何事か?
打ち合わせで入り、コーヒー頼むにも自分で水を取り、コーヒーも自分で取りに行く。
人間二人以上集まったら上下関係というものがあります。
先輩や年上の人、あるいはお客様と一緒の場合など「自分が取って来ます」になる。
これってテーブルレストランの役目を果たしていないことになる。
話はそれましたが、きゅうさん境川店の1周年でアンケートを実施しお客様に協力いただいております。
お礼に「おむすび1個無料券」を差し上げています。
利用頻度やお客様の地域、あるいはスタッフの対応など。
たくさんの貴重なご意見を戴いています。
有難うございます。
今後とも宜しくお願い申し上げます。
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