市川稔の米(マイ)情報

パナの挑戦

日経ビジネスに興味深い記事が

日本は家電量販店が大企業になり

安売り競争しています

消費生活者も少しでも安いところから買おうとしています

同じ製品、同じようなサービスであれば価格に目が行くのは当然といえば当然

白物家電は日本のメーカーほとんど中国、韓国勢にやられて

テレビも世界でみれば日本のメーカーは虫の息

大型、高性能をウリモノにして日本メーカーは活路見い出そうとしています


昔はそれぞれの街にメーカー系列の小売店がありました

松下電器、三洋電機、日立など

小売価格もメーカー主導で決めていました

そういう系列店はほぼ消滅し

量販店が数売るようになった

いつからか、小売価格というものが「オープン価格」というふうになり

家電量販店が売値決める

自動車販売と決定的に違うのはそこでありまして

自動車はいまだにメーカーが希望小売価格決めている

販売も系列ディーラーが専門的に行う

(テスラとか新興メーカーがディーラー介さないで直販の動きあり。ここでも売価はメーカーが決めている。)


家電品、毎年マイナーチェンジして、旧モデルは値引きで売る

この馬鹿馬鹿しい慣習が続いているのだ


そこで、パナソニックは小売値をメーカーが決める作戦に出た

シェア高い一部の製品から

量販店でも値引きしない

メーカーも量販店も粗利益確保出来る値決めだ

その代わり、メーカーは返品に応じる

パナソニックの挑戦

興味深く見守りたい


さらば家電の安売り パナソニック、マイナーチェンジ地獄脱す

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