市川稔の米(マイ)情報

変わるマーケット

今日はお米の話し。


40年以上も生産調整して税金をつぎ込んでいるのにうまくいかない。


モノの価格とは需要と供給の関係で決まります。

需要の落ち込みが想定より大きいというやっかいなことがあります。


供給を減らすためにいろいろなことをやりました。


たどりついたのはお米を作るが人間様向けではないエサ用ならたくさんお金(補助金)を払いますよというもの。


必死にそちらに向けておりまして。


2015年産は35万トン(?)

JAグループは60万ン目標にしているとか。


(2~3年後に補助金の額が大きくなりすぎて問題になり縮小するのは目に見えている)


今年は昨年より需給引き締まる。


作況が平年割れか平年以上になるかでも大きく変わります。


昨今の傾向では一番相場の安い米から売れてゆく。


福島のコメは大人気だ。

関東もの、埼玉のコメは相対的に安かったので原料用に一定の需要があったが、青森や福島など品質良くて安いものあればそちらに流れた。

千葉、茨城なども秋に相場で売る生産者多い。


今年は全農が概算金を引き上げようとしています。

すそものと言われる比較的安い米の相場上昇は間違いない。

米会社は業務用米など熾烈な価格競争しているところは利幅が取れなく赤字になる。


売り先が決まっていないコメが行き場を失う可能性高い。


秋高で先安と判断すれば「買い」が鈍いに決まっている。



どういうことになるか?



産地や銘柄、そして価格によって売れる米売れない米が鮮明になるのではなかろうか?



ここに、品質や食味という重要なものが欠落している。


また、消費動向からみる「出口戦略」が欠落している。



波乱が予想されます。




わが社は自分の道を行く。

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