市川稔の米(マイ)情報

まだこんなことが

ディスカウント系スーパーマーケット

ドラッグストア


こういうところで販売している「お米」は異常に安いものがある。


お米の場合、大量に仕入れるから安いわけでもなく。

一般的には「年産・産地・銘柄」で相場があるので原価というのはおのずと決まってくる。


近年、ドラッグストアでの食品販売が伸びていて。

理由は簡単で、スーパーマーケットより利益率低くして販売しているから。

薬や化粧品などは利益率高いので、いわゆる目玉商品として食品を安く販売する。

食品は食べればなくなるので購買頻度が高い。

店からすれば来店頻度が高いということになり。

言い方悪いが「おとり商品」で客を引きつける作戦だ。




当然ながら、納入業者は販路開拓したいので見積もりをがんばることになる。


複数の業者から見積もりを取り安いところから仕入れる。


取り引きが成立したとしても、とうてい採算が合うはずはない。


固定費を回収出来なければ赤字になる。


で、どうするか?


表示と違う米を混ぜて原価を下げる。


お米の場合、年産・産地・銘柄を表示したお米を製造販売するには履歴を保管しなければならない。

紙データというより、コンピューターでのデータということになる。


「お米の偽装」は古くからありました。


ただし、現在では上記のような厳しいルールもあるので普通の会社はそういうことはまずやらない。

発覚すれば会社が無くなる。




お米の場合で言うと、関東というか東京周辺ではまずそういうことは無いですが、


関西、九州方面は信じられない売価で販売しているところが今でも多い。



事件が発覚しました。


ドラッグストア最大手


自主回収している


朝日新聞


1アイテムや2アイテムではない。


ほぼ全部。


納入業者が自社のHPで認めている。


今どきこんなことしているのかと愕然とします。



日本の場合、こういう時は販売業者の責任ではなく、製造者に責任が。


販売者は被害に遭ったような感じ。


小生は双方に責任あると思う。





悲しい話しです。

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