明治の初め日本の人口3400万人であった。
人口が増え続けるのは終わり・・・
すでに日本は人口減少社会に突入しています。
2004年がピーク、1億2784万人。 人口推移
でも、一般的にはあまり危機感がありません。
実感が無いからです。
しかし、これから予測される出来事、データを見ると驚愕します。
「未来の年表」から抜粋すると、
2020年 女性の過半数が50歳以上になる
2021年 団塊ジュニア世代が50代に突入
2024年 団塊世代がすべて75歳以上になり、社会保障費が大きく膨らむ
2033年 空き家が2167万戸を数え、3戸に1戸は空き家になる
2042年 高齢者数が3935万人とピークを迎える
2053年 総人口が9924万人となり1億人を割り込む
2056年 生産年齢人口が4983万人となり5千万人を割り込む
2065年 総人口が8807万人で、2,5人に1人が高齢者となる
2076年 年間出生数が50万人割り込む
2115年 総人口が5055万人まで減る
15年後に3戸に1戸空き家になる。
それなのに、日本では家といえば新築がメインで中古住宅の市場がちゃんと出来ていない。
家やマンションの価値は、ごく一部の地域のもの除き価値はどんどん落ちる。
需要がずっと右肩下がりだからそうなる。
今から35年かけて人口が2776万人減って行く・・・・・
30年で人口が2割減る
日本は世界最速で高齢化と人口減少社会になるということだ。
お米について、講演者が出していただいたデータによれば、
おコメの一世帯あたりの年間購入金額は2001年当時3万円超えていたが、
2016年には1万8634円にまで減少した。
全世帯の年間支出額は2005年当時1兆2千億あったが、2015年には1兆円割り込んでいる。
5年ごとの中期予測では2020年に8000億、2025年には7000千億円程度まで減少する。
人口減少もあるが、購入金額が多いのが70才代で、年間28000円程度支出しているが、
年代下がるごとに支出金額は減少。
最も少ないのが29才以下で年間1万2000円程度しか支出していない。
つまり、今最も支出している年代がいなくなる5年後、10年先はコメを買う人が減るとうことが予測出来るのだ。
すごいことになります。
コメを作る農業者の数も同様の理由で激減します。
その田んぼを残った少数の農家で出来るのかどうか?
次の予測があります。
2025年のコメ供給量
生産者1戸あたりの生産面積予想
東北 43ha
関東 38ha
北陸 37ha
東海 47ha
近畿 46ha
中国 43ha
四国 72ha
九州 69ha
平均の数字。計算上そうなるというわけだ。
現実には無理でしょう。
だから、消費量激減しても、供給不足になるかも知れないというのだ。
驚きますね。
小生の見方は、
全体像をしっかり把握しておくこと。
その上で、自社、我が家の立ち位置を客観的に判断。
「傾向と対策」
というもの。
そして、どの分野、領域に進むか決める。
そして、わが社、わが家の「棲処(すみか)」を選び、決めるのだ。
それがはっきりしていないと目先の対応に追われることになります。
打つ手は無限です
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