群馬、福島、新潟、栃木の4県にまたがる尾瀬国立公園の「山開き」の式典が21日、ふもとの群馬県片品村であった。日光国立公園から昨年8月に独立して初めての山開き。鳩待峠入り口に集まった山小屋の関係者らが登山の安全と自然保護を祈願した。
会場から約14キロほど奥へ入った尾瀬ケ原の午前4時半の気温は零下1度。木道に降りた霜が朝日に照らされてキラキラと輝いていた。ハイカーは木道の脇から顔を出し始めたミズバショウにカメラを向けたり、記念写真を撮ったり。ミズバショウは6月中旬ごろまでが見ごろという。