牛肉産地偽装事件などで経営が悪化し、廃業した高級料亭「船場吉兆」(大阪市中央区)が残った料理を別の客に提供していた問題で、同社は28日、フルーツ寄せゼリーなど8品目も使い回されていた可能性があると発表した。これまではアユの塩焼きなど数品目で使い回しが発覚していた。
同社の代理人弁護士らが、本店と博多店の全従業員を対象にアンケートを実施。ゼリーのほかアワビ、枝豆などの使い回しを申告した従業員がいたという。
同社の代理人弁護士らが、本店と博多店の全従業員を対象にアンケートを実施。ゼリーのほかアワビ、枝豆などの使い回しを申告した従業員がいたという。