グータラ節

人生のターニングポイントを迎えたぐうたら主婦と犬が苦手な愛犬シルクの
  信じられないような怠惰でのんきな生活・・・!

バサマ、故郷に錦を飾れず・・・の巻!

2005-06-05 00:37:39 | Weblog
73歳になるうちのバサマ(母)は思い込みがとても激しい・・・。ただでさえ若い頃から人をなぎ倒してでも前へ出るタイプだったのに老人になった今では怖いもの無しとグレードアップしました。故郷の蕨に今頃な~んとイトーヨーカドーができバサマとしては何としてでも「私が行かないでどうする?」状態になりました。誰も頼んじゃないんだけどね。じゃ、連れてってやるか、と思い立ち内線フォンで告げると「1時間待て」の指令が・・・たいして洒落かえって行く様な所でもないのにっ、ったく、と様子を見に行くと、なんと、バサマが怒涛のごとくマッパになって下着からお取替え中です。うっう~ん、何を期待してるのかしらん?それにしてもお年寄りは下着のアイテムが多いっ、多すぎる。5分丈の真っ赤なパンツ(巣鴨土産)に始まって、7分丈の毛糸のパンツ。ブラなしランニングと半袖シャツと長袖シャツはグンゼでコーディネートです。柄物のセーターに幾何学模様のベスト、黒光りするスパッツに足元はうぐいす色のスニーカーでついにVサインが出ました見ているだけで酔いそうです。顔には薄化粧を施し心なしか口紅はいつもより赤めです。「いつどこで顔見知りの男達に再会するかわからないもの~ん」と自信満々です。・・・・・さてさて蕨小町だったと豪語する母の手を引いて私はヨーカドーの隅から隅まで3往復くらいしました。。が、とうとう声をかけられる事は1度もありませんでした。ウププッ。イッチョ前に落胆してワカメうどんをすする母の顔を見てヒィヒィ笑うと「みんなもう死んじゃったからなっ」と最後の捨てゼリフです。今でもたま~に連れて行くのですが今をもってしても声をかけられた事もなければ当然の事ながらどっかの爺さんにナンパされた事もありませ~~~んシワクチャ蕨小町、ばんざ~い   (写真:やってらんないよbyシルク)

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