グータラ節

人生のターニングポイントを迎えたぐうたら主婦と犬が苦手な愛犬シルクの
  信じられないような怠惰でのんきな生活・・・!

バサマ、恋をする・・・の巻!

2005-05-26 00:54:08 | Weblog
73歳のバサマ(母)は昨年春、冬ソナを見てヨン様に恋をしました。身体が不自由なのですが口が達者なので参ります。明けても暮れてもヨン様の話オンリーです。私の好きな「ERのコバッチュ」と「ヨーヨーマ」の事なんざ、もうボロクソです。ある時は「お母さん、ヨン様見て身体が火照っちゃって眠れなかったわん」などと言い、またある時は「アドレナリンの出が良くなったから生理になるかも~ん」と私に挑んできます。受けて立とうかとも思うのですが口でも食欲でもお釣りの計算でも敵わないのでヤツは不戦勝です。チッ・・・23年前に死んだ父の仏壇には正面からダラリとヨン様のタペストリーが下がっています。当然、仏壇はホコリで真っ白です。横には立派な棚が置いてありヨン様グッズであふれています。あぁ、ヨン様ってスゴッ母の留守中に玉葱を盗みに入りヨン様の写真集を覗き見ました。う~ん、台湾版の「腿上特別多毛」って文字が気になるぅ~。写真のヘソ下から伸びるうぶ毛が気になるぅ~。不純な私はページをめくる手が震えます。・・・と、ヨン様が上半身裸でヒゲ剃りしてるページの間に何かが・・・ウヘッ、ざらめ煎餅の粉だわさっ!!!バサマは年寄りだからしょっちゅう食べ物をこぼすのです。ウププ、このページがお好みだったのねんちょっとしたバサマの秘密を知って気持は晴れ晴れです。ヨン様に恋して益々パワー全快のバサマは今日も一人、伊勢丹目指して出かけていくのであった
(なぞの人形:リッチーおみつ提供)

タイですたいっ、テヘッ!!!

2005-05-25 00:00:14 | Weblog
私は貧しい駐在マダムでした、バンコクで。よその奥様方は運転手付きの車をお持ちでメイドさんに全てをお任せして朝から晩までショッピングにホテルでお食事・・・そしてたまにアバンチュール羨ましさをモロ出ししながら私は交通手段に彼の地で自転車の練習を始めたのでした、36歳でいっつもTシャツにGパン姿の私は「こんな可愛そうな日本人もいるのか」とタイ人の心に残り、一昨年タイへ帰った時に立ち寄った喫茶店で「何年ぶりだろう?今日は自転車じゃないの?」と聞かれてビックリ。すっごく嬉しかったわん。ところで、チャキチャキ浦和っ子の平民の私はある日、駐在マダムから「お一人メンツが足りないのでブリッジに入って頂けないかしら?」と誘われました。そこで私は考えたっ。う~~~ん、ブリッジかよ~、私は身体がとても硬いしな~、逆上がりも出来なければ跳び箱だってダメだったし・・・それにしてもブリッジなんかやって何が楽しいんだよぉ?ホテルなんかでさぁ、さすが整体の国だねェ。と、みんなの姿を想像するだに可笑しくてウププッとこぼれる笑いを抑えた私です。まさかそれが洒落た大人のハイソなカードゲームだなんて、まぁ~ったく気づいていないのでした。育ちと無知って・・・どーもスイマセン、テヘッ

よっしゃ、韓国語・・・!

2005-05-22 21:55:32 | Weblog
私は韓国語を始めましたっっ。英語もタイ語もビギナーのまま、恐れを知らない私は飛ばします、ついに韓国語まで・・・韓流ブームに乗ってテキストや辞書も豊富です。ヨン様やビョン様のお陰です。文字を読めるようになるのは割と早いよ・・・タイ人もイギリス人もOZも言いました。ならば私もと何でもやりたがる私は即決、目に付いたテキストを須原屋で買い込み、友人のセレブ・ヨッピー(敬虔なヨン様ファン)にもアドバイスをもらいます。驚いた事に、韓国語を勉強している人が激増した為に電子辞書は売り切れ続出、高価だった辞書もとてもリーズナブルなものが出たんだとか・・・すごっ人の5倍の時間はかかるこの灰色の脳細胞にイチョウ葉とQ10のサプリメントをガバガバ与え、やっとこさ文字の暗記を終えると気分はもうチョナンカンです。韓国語講座のパクトンハさんが出しているテキストの写真にそっと鼻血や鼻毛を書き加え余裕を見せます。「春夏秋冬そして春」のDVDを観て「春」という字をそっと辞書で引いてみました。「あぁ~、春ってポムってゆ~のね」単純な私は一文字でウットリです。この後に続くパッチムやら尊敬、丁寧、謙譲語が山ほどあることすらまだ良くわかっていないのであ~る

その名も「おじいちゃま会」

2005-05-13 00:27:08 | Weblog
昨日、私は母のアッシー君になりました。目的地は大宮そごうデパートの「銀座アスター」。数年振りに友人達が集まって会食するのです。総勢4名‥心の中で「み~んないいお婆さんになってんだろうな」と思いつつ待つこと数十分。思えば私が5~6歳からの知り合いです。母もすでに73歳。全員揃っているのもミラクルです。劇的再開もつかの間、早速メニューを見る為カバンから老眼鏡を取り出します・・・遅っ。アレコレ選択するも結局は・・・焼きソバ・・・遅っ。私は挨拶もそこそこに本屋に隣接するブックカフェに移ることにしました。お邪魔をしないのが娘の鉄則です。約3時間ほど時間をつぶして母を迎えに戻りました。オシッコに行く人・・忘れた老眼鏡を取りに戻る人・・ふといなくなっている人・・老人はいたって自由です。やっとお別れのご挨拶に集まったみんなの顔を見て思いました。「えぇっ、お爺ちゃんっっ?」・・・・・母達は全員年をとり、お爺ちゃんになっていたのです。「お婆ちゃん、年をとったらお爺ちゃん」って娘の友人が高校時代に作った俳句でそんなのがあったな、ふと思い出した私です。帰り道、「他人の事をアレコレ言いつつ仲間と食べる焼きソバの旨かったこと・・・」母はご満悦です。久しぶりのお出かけで知恵熱出そうな母のイビキを聞きながら家路に着いたのでした。夜、そっと2万円をくれました

あぁ、モンゴル!

2005-05-08 20:08:17 | Weblog
昨年の夏、私はモンゴルのウランバートルへ行きました。モンゴルと言えばやっぱ「朝青龍」でしょうよ。私は兄の格闘家スミヤバザルも好きだしなそこで「二人が対になっている人形でも買っていこう」と思い立ったのは単純アホな私としてはすんごく自然なこと。やっと見つけたお人形(写真)は古いお寺の売店の片隅にひっそりと飾られていました。1ケだけ。結構ナイスでしょう?旭鷲山の方が人気者でグッズも充実していたりするのよね。その時、通訳でついてくれた女子大生は念願叶って日本に留学しています。「お金を貯めたらモスクワのレーニン廟へ行きたい」と語った彼女の顔が忘れられません。20歳よ、20歳。東南アジアにドップリ浸かり身も心もダ~ラダラ暮らしてきた私には結構衝撃だったんですよね・・・。まだまだ知らない事だらけのフトコロアサ~イ私は46歳。知りたがり、触りたがり、臭いを嗅ぎたがる・・・性格はまだまだ直りそうもありませんが、この調子で飛ばして行くのだぁ~、トォリャァ~

国際友好フェアにて!

2005-05-04 12:42:36 | Weblog
5月3日、市民の森で「国際友好フェア」が開かれ早速夫と行って来ました。そりゃあもう暑いのなんのって、目がシバシバするほどのカンカン照りよ各国の名物が美味しそうなにおいを放ち、サリーを着た綺麗なお姉さんや、サイゴンと書かれたTシャツを着たハンサムなアジアン系お兄さんが忙しそうに動き回っています。ロシアブースに置いてあった「話すチェブラーシカ人形」が欲しかったけど売り物じゃありませんって可愛いお姉さんに言われてしまいました。ロシアのお菓子って美味しいのね!奥に進むとステージ上でパフォーマンスが・・・ってあれは昔英語を教わったスティーブンじゃん!!!司会してるし・・・ってゲストで出てきたのはパンフルート奏者のオオツカ君(写真)じゃん!!!・・・中学の同級生だわ・・・あぁ、なんてステキな人達なのん、有名人になっちゃって!ただのグウタラ主婦の私は下のベンチから、ステージ上に立つ二人の晴れ姿を見上げて本当にまぶしかったわんやっぱり努力ってアリなのね、神様って平等なのね。な~んにもせずにタラタラ生きてきた私は下のベンチで拍手しながらミョーに納得するのでありました。・・・・・国際友好フェアにて!

シルク、恍惚!

2005-05-01 01:38:48 | Weblog
愛犬シルクはのん気なオヤジです。着の身着のまま勝手に起きてきてはご飯をもらい、再びイビキをかいて眠った後は全身マッサージにウットリ私がトイレに行く時も洗濯物を干す時もくっついて来ます。たまに「おもいっきりテレビ」をかぶりつきでひとりボンヤリ見ています。健康にでも気を付けているのだろうか・・・?午後のひと時を日向ぼっこで過ごし、4階のベランダから見える景色に黄昏ます。たまに吠えてみるのですが、あまりに弱っちぃ声なので誰からもお返事はもらえません。おぉ~ん2歳2ヶ月の今でも「お手」しかできないしな・・・。ま、私の教育が悪かったと思って諦めておくれっ。でも、1度も病気もケガもしないで元気ハツラツで毎日過ごすのはえらいぞっ、シルクっ褒めるところが無いので健康自慢してみました。ウンコした直後の恍惚とした涙目のシルクの表情(写真)が私は一番好きだな