グータラ節

人生のターニングポイントを迎えたぐうたら主婦と犬が苦手な愛犬シルクの
  信じられないような怠惰でのんきな生活・・・!

その名も 「マイロー」

2005-06-26 18:58:43 | Weblog
あっ暑いっ、暑くてもうダ~ラダラですぅ~。 な~んにもやる気が起きませ~ん。・・・そう言い訳タラタラしてるところへタイの友人スッチャからマンゴスチンの差し入れが~~~。わ~いわ~いっ、懐かしいマンゴスチンだっ  暑いときには暑い国の物ってことでワシワシ食べて、食べ終わったところで早速電話です。「ハロ~~ゥ、あのねあのね、もう食べちゃったから・・・そう、もう食べ尽くしたから・・・うぅん、いいのいいの、もう無いけどいいのん、今度はダンボール2箱送ってねぇ~コップンカ~、サッワディカ~」・・・・・親切に電話をしたつもりだがもしや恩知らずとは、私の事かも・・・ タイ人はいろいろな迷信?みたいなものを信じています。マンゴスチンは色白になるからと言って食べ、ビールと一緒にドリアンを食べると死ぬと信じ、またタマリンドは滋養強壮&精力に効き、ミロ(あのチョコ風味のドリンク)は骨を作って背が伸びる、と大人になっても毎朝飲んでいる友人もいます。それにしても何故あんなに全国民がミロを愛飲するのか・・・ミロを作った人はさぞや感激のことでしょう。ちなみにミロは「マイロー」と発音します。日本と違い消費量の激しいタイではすんごく大きい缶で安く売られています。この暑さを乗り切るためにも、また中年おばさんの私としては骨粗しょう症を予防するためにも「マイロー」飲んでがんばるかねぇ・・・小さい3LDKにクーラー3台、扇風機(40年使用中)1台、フル回転なりぃ~~~ (写真:シルク、マンゴスチンに夢中)

暑いっ・・・でも感涙!

2005-06-21 00:03:14 | Weblog
今日は本当に暑くて暑くて大変な一日でした。年々歳を取るにつれて、ただ生きてるだけなのに疲労が増し、そして回復がおそくなり・・・資生堂のサプリメントは欠かせませんところで私は先日、「外人の日本語教師」の集まりに参加してきました。当然のことながら日本語がとっても上手で私より格言も詳しいのです。質問に答えれば良いだけなのですが果たしてこの私の答で許されるのか?いつも疑問に思うところです。例えば「犬を食べた事がありますか?」のとっておきの質問にも答はもちろんイエ~ス。「虫とかを食べたことは?」には「トンボですか?蟻ですか?ワニ園でワニのステーキ食べてワニ皮の財布も買って来ましたっ。蟻はね卵も一緒に炒めたのが美味しかったですっ」・・・こ~んな感じです。せっかく日本にやって来た限りある彼らの貴重な時間、しかも準備に数時間も費やした挙句、たまたま私に当たってしまった人は不運なんじゃなかろうか・・・などと珍しく反省しきりだった今日この頃、1通の手紙が届きました差出人はマレーシアからやって来たシャムさん。ランチタイムで同席した時に家族の事、故郷の事、そして日本語への熱意を静かに語ってくれたとてもステキな日本語教師です。短夜の候・・で始まる文章には本当に楽しい時間を過ごせました、そしてこれからも大事な友人です・・と美しい日本語が綴られています。うぉ~ん、シャムさんの優しさに感涙鬼の目にも涙です。友達のいない私は一生この手紙をお守りにするぞっ!感動で心が洗われます。よ~しゃっ、マレーシアへ行くぞぉ~!「シャムさ~ん、一緒にキャメロンハイランドで失踪したシルク王ジムトンプソンを見つけて賞金山分けしようね~っ」人生の友を見つけ俄然強気になる私です  (写真:暑さでバテるシルク)

Let's 韓国語!

2005-06-12 12:17:04 | Weblog
調子に乗って韓国語を始めた私はネットで韓国語講座の見学を申し込みました。セレブ・ヨッピー(敬虔なヨン様信者)を誘いお出かけです。二人とも地道な努力はしなくとも形だけは用意万端です。テキスト数冊、辞書に電子辞書、チョナンカンの本は上下巻揃いです。ヨッピーに悟られないよう心の中でアンニョンハセヨと繰り返します。さてお教室に入ってみるとおば様達が皆大声で何か唱和しています。変な宗教かと思いきや動詞の変化のようです。今週末にある検定試験に向けての総復習です。あぁ、1年も経つとこんなに韓国語がわかってくるのね・・・来年の検定試験を思って少し緊張です・・・早っ・・・。レッスンも終わろうかという時、一人の青年が若妻を迎えにきました。ハンサムで若々しい彼は韓国人だそうでおば様方からため息が漏れますうぅ~ん、ナイスです。うちの夫とはすでに骨格が違います。見とれたところで、先生と話し合い週1回のビギナーコースに入会することとなりました。う~ん、勢いでここまで来ちまったけど大丈夫か、おいっ・・・。鼻歌まじりの余裕のヨッピーとロイヤルホストで「打ち合わせ」です。辞書の引き方を教わり、発音表記の有無を指導してもらいます。陽気なヨッピーに大きく差をつけられ燃える私です ヨン様やウォンビンのよもやま話をワヒワヒ聞きながら「よっしゃ、隠れてガリ勉しよっ」腹黒い私は深く心に誓うのでした    (写真:まずは形からってことで電子辞書・・・英語、タイ語、韓国語、広辞苑)

バサマ、故郷に錦を飾れず・・・の巻!

2005-06-05 00:37:39 | Weblog
73歳になるうちのバサマ(母)は思い込みがとても激しい・・・。ただでさえ若い頃から人をなぎ倒してでも前へ出るタイプだったのに老人になった今では怖いもの無しとグレードアップしました。故郷の蕨に今頃な~んとイトーヨーカドーができバサマとしては何としてでも「私が行かないでどうする?」状態になりました。誰も頼んじゃないんだけどね。じゃ、連れてってやるか、と思い立ち内線フォンで告げると「1時間待て」の指令が・・・たいして洒落かえって行く様な所でもないのにっ、ったく、と様子を見に行くと、なんと、バサマが怒涛のごとくマッパになって下着からお取替え中です。うっう~ん、何を期待してるのかしらん?それにしてもお年寄りは下着のアイテムが多いっ、多すぎる。5分丈の真っ赤なパンツ(巣鴨土産)に始まって、7分丈の毛糸のパンツ。ブラなしランニングと半袖シャツと長袖シャツはグンゼでコーディネートです。柄物のセーターに幾何学模様のベスト、黒光りするスパッツに足元はうぐいす色のスニーカーでついにVサインが出ました見ているだけで酔いそうです。顔には薄化粧を施し心なしか口紅はいつもより赤めです。「いつどこで顔見知りの男達に再会するかわからないもの~ん」と自信満々です。・・・・・さてさて蕨小町だったと豪語する母の手を引いて私はヨーカドーの隅から隅まで3往復くらいしました。。が、とうとう声をかけられる事は1度もありませんでした。ウププッ。イッチョ前に落胆してワカメうどんをすする母の顔を見てヒィヒィ笑うと「みんなもう死んじゃったからなっ」と最後の捨てゼリフです。今でもたま~に連れて行くのですが今をもってしても声をかけられた事もなければ当然の事ながらどっかの爺さんにナンパされた事もありませ~~~んシワクチャ蕨小町、ばんざ~い   (写真:やってらんないよbyシルク)

築23年のマイホーム・・・!

2005-06-02 10:56:16 | Weblog
私はチャキチャキの浦和っ子です。そんな我が町の駅前に高層マンションができて数年経ちます。リッチな住民の為に長年一方通行だった道もあっという間に両面通行になりました。そこの住人グリコちゃんにお呼ばれしてお邪魔してきました。初めてのオートロックに直立不動で挑みます。変な薄笑いを浮かべて管理室の前を横切ると目の前にエレベーターが3機。自力で4階まで上る命がけの日々を送っている私には介護されているような温かさが胸に沁みます。迷路のような中をやっとの思いで玄関まで辿り着きます。窓の格子もアートです。築23年経った我がアパートの「留置場とオソロの鉄格子」とは全くの別物です。にこやかな笑顔で迎え入れられるとお部屋は雑誌ELLEのお宅訪問:パリ編って感じです。作ってくれたタイ料理もとってもおしゃれです。足元でおこぼれのご飯粒をフガフガ食い漁る愛犬シルクもいません。静かです。日が沈むとこれが浦和?って程の夜景です。見とれてバルコニーに出た私は彼方に思いを馳せますワイン片手に見下ろした小汚い建物群の一角に見覚えのある黄土色のアパートが・・・おうぅ、おおぅ、うちよっ、うちだわさ!!!あそこは私とシルクが毎日日向ぼっこしててカラスに襲われるベランダだわっ(写真)お~ん、あれが我が家なのね、あそこが私の人生なのねん・・・一挙にトーンダウンした私は何も告げずにおいとまです。トボトボと歩いて帰りシルクを抱いてベランダに出ます。目の前はいつものご近所さんちの屋根々が所狭しと重なり合い、開けたお風呂場の窓からは子供達のはしゃぐ声が漏れてきます。・・・でも、ま、いっか!そっと高層マンションを見上げ深~いため息をついたのでした。・・・My sweet home sweet・・・