ばりふりっと鳥羽 ~ぬくとまるバリアフリー観光地~

伊勢志摩バリアフリーツアーセンターより、鳥羽市及び伊勢志摩のバリアフリー観光情報を発信しています。

車椅子用トイレの話

2010-03-15 19:15:02 | バリアフリー情報
こんにちは
伊勢志摩バリアフリーツアーセンターです。

今日は車椅子用トイレについてお話いたします。

車椅子用トイレとは基本的に
1、入り口幅が広く、車椅子でも入れること。
2、車椅子で回転できる充分な広さがあること。
3、便器の左右に手すりがあり、車椅子からの移乗が可能であること。
4、洗面の高さや形状が車椅子での利用に適していること。
などが挙げられます。

その他に求める事というと、
・ドアの鍵がかけやすいこと。
・温水洗浄便座があること。
・水洗レバーが手の届きやすい場所にあること。
・非常呼び出しボタンが適切な場所についていること
・トイレの横に医療用具を置く棚があること。
・洗面所に石鹸があること。
などなど、沢山あります。

最近では、多目的トイレとして、
トイレの中にベビーベットやベビーチェアが設置されている事も多くなりました。

またより設備の整った多目的トイレとして、
オストメイト対応トイレ(人工肛門の人が取り付けている装具の洗浄や周辺皮膚の洗浄ができる設備)や
介護ベットのあるトイレも見かけるようになりました。

オストメイトの例


介護ベットの例


しかし、上記の2つはまだまだ少ないのが現実。

特に介護ベットについては、最近センターへの問い合わせも増えてきています。

どうゆう人が介護ベットを使うかというと、
は主に乳幼児以上の人で重度の障害を持つ人などのオムツの交換時に使用します。

多目的トイレでも、これがあるのは、ほんの一部の施設で、
鳥羽市内の観光施設では、鳥羽水族館だけです。

しかし、最近利用者が増えてきているので、
伊勢志摩の観光施設ではそれぞれ独自に対応をしていただいています。

志摩スペイン村では、車椅子用トイレの中に長いすを置いていただきました。

また、授乳室に大きめのベットを置いて対応していただいている施設もあります。

ミキモト真珠島・御木本幸吉記念館内の授乳室↓


二見シーパラダイスの授乳室↓


ちょんまげワールド(安土桃山文化村)の授乳室↓


伊勢神宮内宮衛士見張所内の授乳室↓


などがあります。

しかし、これらはあくまで本来は授乳室ですので、
介護ベットとして利用する際には、係員に必ず声を掛けて下さいね!


でも、それらも無い観光施設は???
どうぞご心配なく。
我々伊勢志摩バリアフイリーツアーでは施設にお願いして、
事務所や会議室などを利用していただけるように交渉いたします。

実際の例として、鳥羽一番街(駅前土産物ビル)を特別支援学校の方が利用した時には
会議室をおむつ交換所として使わせていただきました。
(その際、施設の方はマットを持参されていました)

トイレの問題で、旅行に不安を感じていらっしゃる方がたくさんいらっしゃると思います。
そういう方はどうぞ伊勢志摩バリアフリーツアーセンターまでご相談くださいませ。

旅行の行程に合わせて、適切なトイレの場所をご紹介いたします。



NPO法人 伊勢志摩バリアフリーツアーセンター
TEL:0599-21-0550 FAX:0599-21-0585
〒517-0011 三重県鳥羽市鳥羽1-2383-13 鳥羽一番街1F
EーMAIL iseshima@barifuri.com URL http://www.barifuri.com/






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