ばりふりっと鳥羽 ~ぬくとまるバリアフリー観光地~

伊勢志摩バリアフリーツアーセンターより、鳥羽市及び伊勢志摩のバリアフリー観光情報を発信しています。

海女さんに会いたいとな?

2011-10-17 00:32:14 | バリアフリー情報
こんにちは
NPO法人 伊勢志摩バリアフリーツアーセンターです。
昨日の夕方、鳥羽一番街の職員Kさんが、一人の外国人男性を連れて当センターへ。

その外国人の方は日本語が全く話せないご様子。
そこで、ワタクシがお手伝いを差し上げることにしました。

・・ふむふむ。
オーストラリアからピーターさんとな。
仕事(エンジニア)で日本にいらしたとのこと。
新潟で仕事を終えた後、観光のため鳥羽にいらしたそうです。
(沢山の荷物を持っていらっしゃいました)

鳥羽への目的は、
『海女さんに会いたい
とのこと。

それも、できれば一緒に潜ったり、その写真を撮りたいとな

うーむ。それは難しいリクエスト。

海女さんは決められた解禁日(口開け)しか漁ができません。
資源の保護のため、口開けの日程、作業日数など
漁場の状況で地区それぞれに厳しい決まりが あります。

ですので、観光客が気軽に海女さんの作業をしている姿を見ることはできません。

そこで、ミキモト真珠島の海女の実演を勧めてみましたが、
もっと身近に触れ合いたいそうなので、
相差(おおさつ)のはちまんかまどをご紹介。
→はちまんかまどあさり浜http://amakoya.com/

こちらは、相差の現役海女さんが、
海女小屋で採れたて新鮮魚介類を磯焼きしてくれます。

また、海女さんとの会話をしながら、海女文化などを知ることができる人気スポット。

相差の顔でもある、禮子お母さんは、
平成20年9月に内閣府の「エイジレス・ライフ実践者」に選ばれた方でもあります。
過去のブログから→http://yaplog.jp/barifuritoba/archive/74


一昨年には、車椅子トイレもつくっていただきました。


センタースタッフによるアドバイスの様子。

そして、車椅子トイレは完成
    

 

ピーターさんにはちまんかまどをご紹介したところ、
気にいってくださったので、早速予約。

本当は最低遂行人数が2~3人なのですが、
この日は団体さんの予約が入っているそうなので、
その方とご一緒させていただくことになりました。

また、バスで行く人のために、バス停畔蛸口(あだこぐち)まで車で迎えに来てくれるそうです。

そこで、バスの時刻表を確認し、
運転手さんに渡す『私を畔蛸口で降ろしてください』のメモを書いてピーターさんにお渡ししました。

また、今晩の宿もまだ決めていないとのことなので、
鳥羽でリーズナブルに宿泊できるロードイン鳥羽に連絡
シングルルームは満室でしたが、
ツインをシングルユースでご利用いただけることに。

夕飯もまだだそうなので、
JR側のお食事どころをご紹介。。。

とまあ、あれこれとお世話させていただきました。
日頃、バリアフリー調査をしていると、
こうした時でもその知識やネットワークが大変役立ちます。

いつも、バリアフリー情報の問い合わせに、
お客様のニーズをつかんで、旅のコーディネートをしている我々は、
こうした場面でもお役に立てるものなのですね。



しかし、実はピーターさん、もう1つリクエストがありました。

『明日、早起きして、鳥羽の市場に行きたい』
・・・残念ながら、一般の観光客が参加できるような市場は、鳥羽にはありません。

これは、日本人の観光客にも良く聞かれる質問なのですがねぇ。


それだけに、はちまんかまどの良さをアピール。
ピーターさん情報をはちまんかまどさんにFAXし、
スムーズにコミュニケーションが図れるようにさせていただきましたよ~。


ピーターさん、海女小屋体験、楽しんでくれると良いですね!






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