連休明けの1月11日 月曜日
鳥羽商工会議所3階 かもめホールにて
鳥羽市エコツーリズム推進事業 特別セミナー
勝ち残る産業、
価値残る町の未来へ
~エコツーリズムでつくる連携のカタチ~
と題した講演会が行われました
講師は山田桂一郎さん
山田さんは内閣府・国土交通省認定の観光カリスマ
また日本エコツーリズム協会理事も勤めていらっしゃり、
現在はスイス・シェルマット観光局 日本人対応インフォメーション、セールスプロモーションをご担当でいらっしゃいます。
(スイス在住)
年間ナント200日が外泊だそうで、
日本に帰ってきた今回も、全国を飛び回っていらっしゃるとの事。
お忙しい中、鳥羽にお越しくださって、ありがとうございました。
山田先生は、三重県津市のご出身。
今回の講演を「好きな町に来れて嬉しい!」とおっしゃっていただき、
私どもも親近感が沸きました。
さて、講演の内容は、
バブルの頃、20年前から現在までの経済状況、消費動向、観光業界の推移を説明。
三重県の中でもかなり厳しい状況下にある鳥羽市について、
改めてみんなに認識してもらおうと、
様々なデータを紹介しながら説明してくださいました。
今後、ますます減少していく消費世代の人口。
それを踏まえてた上で、
お客様が認める価値ある旅行をしていただくには??
観光客がわんさか訪れるだけではNG。
お客様が地元にお金を落としてもらって、
そのお金が急速に地元でぐるぐる回るようにしなくては、
地域経済は潤わないのです。
いくら土産物グッズが売れても、
中国で生産していたり、
日本でも他地域の商品を「伊勢志摩土産」として販売していては、
地元に還元されないってことです。
「都市部では、まだ経済が活発なのでは」という我々の疑問に、
山田氏
「お台場に行っても、ブランドショップ立ち並び、どこでも同じようなもの。
また、そこに行く人もせいぜ「マツモトキヨシ」で化粧品を買うぐらいで、
特別、何かを買うわけではない」と。
す、す、スルドイ。
私、一昨年、お台場に行きましたが、
確かに「マツモトキヨシ」で化粧品を買って、
東京タワーで「東京ばな奈」買っただけでしたもの。
各地で集客のためにイベントを行ったり、
見所スポットを作っても、
観光客が泊まっていったり、食事をしたり、地場産の製品を買ってもらわなくては
その恩恵にあずかれません。
言われてみれば当たり前の事ですが、
全国津々浦々、そうした間違った方法を取っている観光地が多いそうな。
伊勢志摩はどうかな??
でもね、鳥羽市は少なくとも、駅前に観光客目当てなだけの
高くて美味しくない飲食店はないですよ。
だって、我々地元の人でも、日ごろから行っている店ばかりですもの。
また、最近鳥羽市観光課ががんばっているとばーがー。
http://www.city.toba.mie.jp/kanko/tobarger/home.htm
これは、地元の食材を使い、各店オリジナルなハンバーガーを作り、
それらを食べに行く事で、町歩きも楽しんでもらい、
地元商店の活性化につなげるという試み。
これなんか、ナイスアイデアですよね。
とばーがー
が誕生してから、
中高年の観光客からも「とばーがー
はどこで食べられますか?」と聞かれる事が多いです。
それに、とばーがー
、どれも美味しいし
あと、山田先生の話で印象に残ったのは、
「地域でオンリーワン、ナンバーワンを作ろう!」と言うけれど、
新しく作らなくても、すでに各地域でオンリーワン、ナンバーワンがあるはず。
だから、それらをいかに宣伝して、お客様にその価値を知ってもらうかが勝負。
高くても、本当に価値のあるものには、お金を出してくれるはずですものね。
自分の所さえ良いという観光事業所の将来性は薄いけれど、
みんなの幸せを考た「感幸産業」を目指す人達こそ、
明るい未来があるのです。
その観点からも、地元事業所、水産業、団体などと連携を組み、
共に向上する仕組みづくりが大切とおっしゃってくださいました。
鳥羽には
島の旅社http://www.shima-tabi.net/
海島遊民くらぶhttp://oz-group.jp/
そして
伊勢志摩バリアフリーツアーセンターhttp://www.barifuri.com
があります。
こうした団体を活用していただければ、
我々も喜んで協力いたします。
だって、1人でも多くの観光客に伊勢志摩に来ていただいて、
伊勢志摩の良さを体感してもらいたいと願う気持ちは一緒なのですから。
2時間の講演時間はあっという間に過ぎ、
山田桂一郎先生には、まだまだお話をしていただきたいことがいっぱいありますが、
(エコツアーの話、もっと聞きたかったよ~。)
それは次の機会によろしくお願いします。
何はともあれ、とっても勉強になりました。
ありがとうございました。
鳥羽商工会議所3階 かもめホールにて
鳥羽市エコツーリズム推進事業 特別セミナー
勝ち残る産業、
価値残る町の未来へ
~エコツーリズムでつくる連携のカタチ~
と題した講演会が行われました

講師は山田桂一郎さん

山田さんは内閣府・国土交通省認定の観光カリスマ
また日本エコツーリズム協会理事も勤めていらっしゃり、
現在はスイス・シェルマット観光局 日本人対応インフォメーション、セールスプロモーションをご担当でいらっしゃいます。
(スイス在住)
年間ナント200日が外泊だそうで、
日本に帰ってきた今回も、全国を飛び回っていらっしゃるとの事。
お忙しい中、鳥羽にお越しくださって、ありがとうございました。
山田先生は、三重県津市のご出身。
今回の講演を「好きな町に来れて嬉しい!」とおっしゃっていただき、
私どもも親近感が沸きました。
さて、講演の内容は、
バブルの頃、20年前から現在までの経済状況、消費動向、観光業界の推移を説明。

三重県の中でもかなり厳しい状況下にある鳥羽市について、
改めてみんなに認識してもらおうと、
様々なデータを紹介しながら説明してくださいました。
今後、ますます減少していく消費世代の人口。
それを踏まえてた上で、
お客様が認める価値ある旅行をしていただくには??
観光客がわんさか訪れるだけではNG。
お客様が地元にお金を落としてもらって、
そのお金が急速に地元でぐるぐる回るようにしなくては、
地域経済は潤わないのです。
いくら土産物グッズが売れても、
中国で生産していたり、
日本でも他地域の商品を「伊勢志摩土産」として販売していては、
地元に還元されないってことです。
「都市部では、まだ経済が活発なのでは」という我々の疑問に、
山田氏
「お台場に行っても、ブランドショップ立ち並び、どこでも同じようなもの。
また、そこに行く人もせいぜ「マツモトキヨシ」で化粧品を買うぐらいで、
特別、何かを買うわけではない」と。
す、す、スルドイ。
私、一昨年、お台場に行きましたが、
確かに「マツモトキヨシ」で化粧品を買って、
東京タワーで「東京ばな奈」買っただけでしたもの。
各地で集客のためにイベントを行ったり、
見所スポットを作っても、
観光客が泊まっていったり、食事をしたり、地場産の製品を買ってもらわなくては
その恩恵にあずかれません。
言われてみれば当たり前の事ですが、
全国津々浦々、そうした間違った方法を取っている観光地が多いそうな。
伊勢志摩はどうかな??
でもね、鳥羽市は少なくとも、駅前に観光客目当てなだけの
高くて美味しくない飲食店はないですよ。
だって、我々地元の人でも、日ごろから行っている店ばかりですもの。
また、最近鳥羽市観光課ががんばっているとばーがー。

http://www.city.toba.mie.jp/kanko/tobarger/home.htm
これは、地元の食材を使い、各店オリジナルなハンバーガーを作り、
それらを食べに行く事で、町歩きも楽しんでもらい、
地元商店の活性化につなげるという試み。
これなんか、ナイスアイデアですよね。
とばーがー

中高年の観光客からも「とばーがー

それに、とばーがー


あと、山田先生の話で印象に残ったのは、
「地域でオンリーワン、ナンバーワンを作ろう!」と言うけれど、
新しく作らなくても、すでに各地域でオンリーワン、ナンバーワンがあるはず。
だから、それらをいかに宣伝して、お客様にその価値を知ってもらうかが勝負。
高くても、本当に価値のあるものには、お金を出してくれるはずですものね。
自分の所さえ良いという観光事業所の将来性は薄いけれど、
みんなの幸せを考た「感幸産業」を目指す人達こそ、
明るい未来があるのです。
その観点からも、地元事業所、水産業、団体などと連携を組み、
共に向上する仕組みづくりが大切とおっしゃってくださいました。
鳥羽には
島の旅社http://www.shima-tabi.net/
海島遊民くらぶhttp://oz-group.jp/
そして
伊勢志摩バリアフリーツアーセンターhttp://www.barifuri.com
があります。
こうした団体を活用していただければ、
我々も喜んで協力いたします。
だって、1人でも多くの観光客に伊勢志摩に来ていただいて、
伊勢志摩の良さを体感してもらいたいと願う気持ちは一緒なのですから。
2時間の講演時間はあっという間に過ぎ、
山田桂一郎先生には、まだまだお話をしていただきたいことがいっぱいありますが、
(エコツアーの話、もっと聞きたかったよ~。)
それは次の機会によろしくお願いします。
何はともあれ、とっても勉強になりました。
ありがとうございました。
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