新緑の只見線

【尻吹峠から只見線の走る大志集落を望む】

OM SYSTEM OM-1
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
Mマニュアルモード撮影
絞り F/8.0
シャッタースピード 1/50秒
ISO感度 100
焦点距離 40mm
被写体認識【鉄道】

天気予報は絶好の行楽日和を伝えている
今は4時で明るくなる　老眼が進んで暗闇はあんまり走りたくないね

遅れていた桜だがラストスパートで葉桜になってしまった喰丸小学校
風が吹けば桜吹雪かな

昭和の森キャンプ場の一番奥を登ると展望台があり昭和村の集落を俯瞰する事が出来る
遠景に見える積雪の峰は飯豊山脈か？
（空中にあるのはゴミじゃなくてなんかの虫が飛んでた）

午前6時になると村の有線放送のチャイムが鳴る♬
起きろって事だね(笑)

東に目を転じると博士峠方面
日が上がってドラマチックに山桜にスポットライトが入った！

ちなみに国道401号線の線形改良とトンネル工事により会津若松までの冬季閉鎖が解消してアクセスは抜群に良くなった。

せっかく300mmも積んできたのでキャンプ場内の野鳥を探してみた。
ちょっと高いトコだったがコサメビタキが出て来てくれた。

キャンプ場にはバイク仲間が宿泊していたので“朝連”と称してラインディングシーンのプチ撮影会をした。
朝の光に映える新緑で完成度の高い画が数枚撮れた。

仲間と別れて走り慣れた国道400号を北上する。
会津川口駅手前に尻拭峠と言う撮影ポイントは以前からリサーチしていた。
積雪の季節は当然走行は無理なので新緑の頃に行きたいと以前から思っていたのである。
金山小学校前の道を登っていくと道は軽トラが走る農道のようになりダートになる。急こう配とヘアピンで視界も見ずらい。
はっきり言ってセローで走る道？(笑)
高圧線が見えてきたら視界が広がる。

絶景だ!!

ヘアピン状のスペースはコンパクトカーが二台停めれる広さ（狭さ）である。
適切な位置にスイスポを寄せてたら上からカメラマンがやってきて談笑。
長岡ナンバー、夜中49号の下道で来たと言う。
上に少し広いトコがあってジムニーを停めていたがコチラに降ろしてきた。

只見線の車両はTOPの画像だと何処を走ってるのか良く分からないがそれが筆者の狙いだ。
豪雪地帯の春の風景になじむ只見線の自然な感じを表現したかったからである。
と言っても寄せてみたいのも偽らざる心情ではある(笑)
もう一機のOM-Ｄに40-150mmを装着してあったので寄せてみた。
会津川口駅発 8:41 会津若松行きを見送った。
ジムニー氏は居残りで風っこ号を撮ると言う。
11時台まではヒマを持て余すので失礼して只見駅方面に向かう。

国道252号を西進する。
以前は狭い本名ダム上をクランク状に曲がったがトンネルで一気に抜けれる。
トンネル入り口手前に旧道に入れるので覗いて見た。
御神楽岳登山や山菜採りなどで人は入ってるらしく路面は踏み固められている。
でも津川までたぶん抜けれないと思う。

10時過ぎ只見駅前に車をデポ
混雑は無くどちらかというと閑散としている。
バイクツーリングは多く六十里越で駅前を左折する隊列も目立つ

駅前を散策
雪が多い時は只見駅前には除雪して融けない残雪が目立ったが今年はほぼ無い。
積雪量を測る尺は活躍したのだろうか？

臨時便で小出発が10:29に来るらしい。
近隣の住民がシャボン玉を作って歓迎の準備をしていた。

もう少し雪があれば季節感も表現出来たがこればっかりは仕方ないね…

電化してない只見線なのだが駅付近は電信柱がちと邪魔
でも背景の雪山を入れたいので苦肉の構図で画角に入れてみた
午前中の順光で撮りやすい
良く見ると前景にタラの芽があったのね

OLYMPUS OM-D E-M1 Mark Ⅲ
M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
Mマニュアルモード撮影
絞り F/8.0
シャッタースピード 1/200秒
ISO感度 200
焦点距離 82mm

只見では美好食堂のソースカツ丼を食べたいがコロナ以降営業しているのを見た事がない
駅前のまほろばも行ったし観光センター前のお蕎麦屋はちとしょぼい感じ…
お約束のランチ難民になりそうなので来た道を戻る
会津横田駅近くにあるひょっとこ亭に入った。

11:05入店であいにくの二巡目になってしまった。
車のナンバーを伝えて順番になったら呼びに来てくれる。
注文は名物の「ゴロチャ―麵」の一択！
結局ありつけたのはちょうど正午くらいになってしまったが豚バラの角煮が157㌘（半端、笑）のボリューム感で良く煮込まれており舌の上で溶ける感じだ。
税込み1,100円は今どき納得だ。他にも塩や味噌味もあった。

食後は眠気と闘い冷えたお茶を吞みながら会津路を辞した。