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松川町上新井区の年中行事、大洲七椙神社の秋期祭典が10月3・4日に開催されました。
自分の自治会が6年に1回廻って来る「お祭り当番」に当たっておりまして、
3日早朝より、準備が始まりました。
お祭りは春4月と秋10月の第1週日曜日に行われています。
準備から宵祭りまで、記録の意味も込めてアップしてまいります。
ちょっと長いです。
まず3日朝、9時に神社集合。自治会の各戸2名の出労です。
こちらは七椙神社の宮沢宮司です。
自治会長の挨拶の後、各仕事の担当に分かれて、さっそく準備の仕事にとりかかります。
女性陣を中心に神社の本殿から廚、控え室などの掃除が始まります。
自分たちは「注連縄づくり」の担当でしたので、まずは「細縄」から作ります。
昔はワラをよるところから始めたのですが、ここ数年前から簡略化されて、
市販の荒縄を3本よって細縄を作ります。
この細縄は主に七椙神社のシンボル、七本の椙の木や、鳥居に使われます。
3本の荒縄を、まずは一端を縛って、3本のそれぞれに1人づつつきます。
縄のよれを直しながら、かつ、右回りに回転しつつ、よっていきますが、
ここで登場したのが、新兵器、手づくりのオリジナル縄より機。
自治会の建材店さんが、この日の為に作ってくれました。
3本をまとめた一端をこの手動機械に固定して、こちらは左まわりに廻していきます。
普通の縄は右縄ですが、神様に飾る縄は、左縄といって、回転の向きが逆です。
ですから、普通に藁をよって縄が作れる人でも、左縄をよることは難しいそうです。
できあがっていく縄を、適度に絞っていく作業が下の作業です。
とてもうまくやっているので、すごいなあ~と褒めましたら、
2、3日前に組長同士で練習したのだそうです。お疲れさまでした。
おかげで、割と早い時間に、細縄七椙用9mが7本と鳥居用約5mが5本できあがりました。
こちらは鳥居の注連縄に飾る、通称「金玉」づくりの様子です。
次はメインイベント。大鳥居に飾る大縄づくりです。
まずは、両手で余る程の藁の一端を固く絞り、梯子に固定。
それを3等分して右にねじりながら、身体も右肩を入れて、回転しながらよっていきます。
わらは前日に濡らして、たたいて柔らかくしてありますが、
これは結構な力仕事で、皆で交代交代、よってたかって仕事をします。
少しづつ出来上がって来る大縄を梯子から送り出しながら、
藁をつぎたしながら、よってはたし、よってはたし、送り、と繰り返しながら作ります。
繰り返す事、約30分以上、10mの大縄ができあがりました。
本当は両端は細く、中心は太くが目標だったのですが、
途中で藁が足りなくなりそうになって、細くしていかざるをえませんでした。
(これには伏線があるのですが。。。)
できあがった大縄の、つんつんと飛び出たワラを整えていきます。
こうして完成したのが、このとぐろを巻く大縄です。
ここまでで予定通り11:30となり、午前中の作業は終了です。
午後1時から出来上がった注連縄やらの飾付けにかかりました。
まずは七本の椙の木から、注連縄を高さ約4m程のところへ縛りつけていきます。
こちらはトップの写真の大旗を左右2カ所に立てるのですが、
この作業は大変で、大の男が10人がかりで、梯子などを使って立てましたが、
途中一瞬倒れそうになって、ヒヤリとした瞬間がありました。
こちらは午後に作った大注連縄を、七椙神社の入り口の大鳥居に飾るのですが、
ここで登場したのが、電気工事屋さんのリフターです。
これも6年目の時は大鳥居に大梯子をかけて、飾り付けていったのですが、
数年前からリフターを使うようになりました。
確かに6年前、見ていて大変危険なきがしておりました。
ここで問題発生。。。
大注連縄を10m、云われるままにこしらえたのですが、
センターから飾ってみたら、なんとなんと、あまることあまること。
両端が地上の人の手に届きそうな程、余ってしまって、ここからケンケンガクガク。
どうする、こうする、いやまて、と と と
船頭多くして船進まず。。。陸に上がるまではしませんでしたが、
結局それぞれ2mづつ、4m切り落としました。
あとで聞いたら、6mでよかったけれど、資料の写し間違いだったようです。
自分的には大した事じゃなくて良かったと思っております。
あとはもう、蔵の倉庫から次々と道具を運び出しての飾付けです。
提灯行灯を立てたり、
地上の大鳥居から、階段を上がりきった本殿の前まで、
提灯を欄干に縛り付けて、提灯を飾ります。
これで飾付けの作業は完了。こちらも予定通り、3時に終了。
5時半まで各自、家に戻って休息です。
午後5時半、再び集合。 宵祭りが始まります。
奇しくも、この日は中秋の名月。いい月が上がっておりました。
本殿は灯りが灯されて、独特の雰囲気をかもしだしています。
ハレの日の前宵。神聖なたたずまいです。
飾られているのは、昼祭で使われる、獅子頭と
赤・青、鬼の双面。翁面。
宵祭りでも獅子舞はあったのですが、いかんせん携帯カメラでは無理でした。
m(_ _)m
神事が終わり、慰労会。そしておこもり、と続きます。
自治会の壮年団は、かがり火の見張り番。
このかがり火というやつは、非常によい。いつみても心がなごみ、
あらわれ、いやされ、おこられ、沈思黙考の世界に入る。
火のもつ魔力にとらわれていく。。。
うってかわって、宴席はやがて、10時をまわり、12時を過ぎ。
麻雀が始まり、カップラーメンを食し、眠くなり、
深夜となり、人数が徐々に減り、
交代要員が訪れ、朝があけていきました。
自分と云えば、さすがに体力しんどく、深夜1時にて失礼仕りました。
組長さんたち、お疲れさまでした。
長くなりましたので、当日の模様はまた後日、アップいたします。
松川町上新井区の年中行事、大洲七椙神社の秋期祭典が10月3・4日に開催されました。
自分の自治会が6年に1回廻って来る「お祭り当番」に当たっておりまして、
3日早朝より、準備が始まりました。
お祭りは春4月と秋10月の第1週日曜日に行われています。
準備から宵祭りまで、記録の意味も込めてアップしてまいります。
ちょっと長いです。
まず3日朝、9時に神社集合。自治会の各戸2名の出労です。
こちらは七椙神社の宮沢宮司です。
自治会長の挨拶の後、各仕事の担当に分かれて、さっそく準備の仕事にとりかかります。
女性陣を中心に神社の本殿から廚、控え室などの掃除が始まります。
自分たちは「注連縄づくり」の担当でしたので、まずは「細縄」から作ります。
昔はワラをよるところから始めたのですが、ここ数年前から簡略化されて、
市販の荒縄を3本よって細縄を作ります。
この細縄は主に七椙神社のシンボル、七本の椙の木や、鳥居に使われます。
3本の荒縄を、まずは一端を縛って、3本のそれぞれに1人づつつきます。
縄のよれを直しながら、かつ、右回りに回転しつつ、よっていきますが、
ここで登場したのが、新兵器、手づくりのオリジナル縄より機。
自治会の建材店さんが、この日の為に作ってくれました。
3本をまとめた一端をこの手動機械に固定して、こちらは左まわりに廻していきます。
普通の縄は右縄ですが、神様に飾る縄は、左縄といって、回転の向きが逆です。
ですから、普通に藁をよって縄が作れる人でも、左縄をよることは難しいそうです。
できあがっていく縄を、適度に絞っていく作業が下の作業です。
とてもうまくやっているので、すごいなあ~と褒めましたら、
2、3日前に組長同士で練習したのだそうです。お疲れさまでした。
おかげで、割と早い時間に、細縄七椙用9mが7本と鳥居用約5mが5本できあがりました。
こちらは鳥居の注連縄に飾る、通称「金玉」づくりの様子です。
次はメインイベント。大鳥居に飾る大縄づくりです。
まずは、両手で余る程の藁の一端を固く絞り、梯子に固定。
それを3等分して右にねじりながら、身体も右肩を入れて、回転しながらよっていきます。
わらは前日に濡らして、たたいて柔らかくしてありますが、
これは結構な力仕事で、皆で交代交代、よってたかって仕事をします。
少しづつ出来上がって来る大縄を梯子から送り出しながら、
藁をつぎたしながら、よってはたし、よってはたし、送り、と繰り返しながら作ります。
繰り返す事、約30分以上、10mの大縄ができあがりました。
本当は両端は細く、中心は太くが目標だったのですが、
途中で藁が足りなくなりそうになって、細くしていかざるをえませんでした。
(これには伏線があるのですが。。。)
できあがった大縄の、つんつんと飛び出たワラを整えていきます。
こうして完成したのが、このとぐろを巻く大縄です。
ここまでで予定通り11:30となり、午前中の作業は終了です。
午後1時から出来上がった注連縄やらの飾付けにかかりました。
まずは七本の椙の木から、注連縄を高さ約4m程のところへ縛りつけていきます。
こちらはトップの写真の大旗を左右2カ所に立てるのですが、
この作業は大変で、大の男が10人がかりで、梯子などを使って立てましたが、
途中一瞬倒れそうになって、ヒヤリとした瞬間がありました。
こちらは午後に作った大注連縄を、七椙神社の入り口の大鳥居に飾るのですが、
ここで登場したのが、電気工事屋さんのリフターです。
これも6年目の時は大鳥居に大梯子をかけて、飾り付けていったのですが、
数年前からリフターを使うようになりました。
確かに6年前、見ていて大変危険なきがしておりました。
ここで問題発生。。。
大注連縄を10m、云われるままにこしらえたのですが、
センターから飾ってみたら、なんとなんと、あまることあまること。
両端が地上の人の手に届きそうな程、余ってしまって、ここからケンケンガクガク。
どうする、こうする、いやまて、と と と
船頭多くして船進まず。。。陸に上がるまではしませんでしたが、
結局それぞれ2mづつ、4m切り落としました。
あとで聞いたら、6mでよかったけれど、資料の写し間違いだったようです。
自分的には大した事じゃなくて良かったと思っております。
あとはもう、蔵の倉庫から次々と道具を運び出しての飾付けです。
提灯行灯を立てたり、
地上の大鳥居から、階段を上がりきった本殿の前まで、
提灯を欄干に縛り付けて、提灯を飾ります。
これで飾付けの作業は完了。こちらも予定通り、3時に終了。
5時半まで各自、家に戻って休息です。
午後5時半、再び集合。 宵祭りが始まります。
奇しくも、この日は中秋の名月。いい月が上がっておりました。
本殿は灯りが灯されて、独特の雰囲気をかもしだしています。
ハレの日の前宵。神聖なたたずまいです。
飾られているのは、昼祭で使われる、獅子頭と
赤・青、鬼の双面。翁面。
宵祭りでも獅子舞はあったのですが、いかんせん携帯カメラでは無理でした。
m(_ _)m
神事が終わり、慰労会。そしておこもり、と続きます。
自治会の壮年団は、かがり火の見張り番。
このかがり火というやつは、非常によい。いつみても心がなごみ、
あらわれ、いやされ、おこられ、沈思黙考の世界に入る。
火のもつ魔力にとらわれていく。。。
うってかわって、宴席はやがて、10時をまわり、12時を過ぎ。
麻雀が始まり、カップラーメンを食し、眠くなり、
深夜となり、人数が徐々に減り、
交代要員が訪れ、朝があけていきました。
自分と云えば、さすがに体力しんどく、深夜1時にて失礼仕りました。
組長さんたち、お疲れさまでした。
長くなりましたので、当日の模様はまた後日、アップいたします。
小獅子巡行もアップしましたよ。
昨夜は何時まで飲まれていたのかな~。
おつきあいできずに、すいません。
当自治会の保存会のKさんが、自治会の慰労会では1滴もお酒を飲みませんでした。午前中から飲んでいたのでさすがにきつかったようです。そんなこっちゃあー、
雨が降るぞ と言っていたら、やはり今日は雨でした。haha
次はいよいよ、
『南信州獅子舞フェスティバル』ですね。
お体を大切に。。。頑張って下さいね。
又、昼祭の小獅子巡行では上新井地域の皆様
の温かいお心使いをいただきまして大変ありがとうございました。皆様のお気持ちに只X2、感謝X2です。
年末、年始の祝い汁に些少ですが多くの方に恩返しが出来るのではと思っています。今後共、
よろしくお願いします。