DAWは、長年、『MOTU』の「Digital Performer」のヘビー・ユーザーだが、一応、『Studio One Professional』も常に最新に更新し続けている。
しかし、99.8%くらいは「Digital Performer」を使っている。
ライブなどで演奏しながら、曲のマニピュレートをしないといけない時は、「Digital Performer」を使う。
「チャンク」の機能が実に素晴らしく、使いやすい。
現場で、急な個々の曲のエディットや、曲順入れ替えなども、非常にやりやすい。
『Studio One』がバージョン「5.3」になり、即アップデートしたものの、ほぼ新機能を把握しておらず、非常に勿体無い状態だった。
なので、新機能の「ショー・ページ」と言う、ライブに特化したような機能を試してみた。

簡単に言うと、事前に作成したオケ(オーディオ)を再生しながら、自動で内蔵プラグインなどを切り替え、リアルタイムで演奏しているプラグイン音源やプラグイン・エフェクトを、『Studio One』内からまとめて発音させる、と言う感じである。
ちょっと、何言ってるか解らないかもだけど...。
例えば、10曲のオケ(オーディオ)を連続再生する様に設定し、自分はキーボードを弾く。
その弾いている音色は、『Studio One』上で立ちあげたプラグイン音源だとする。
1曲目はピアノの音を弾いていて、曲の終わりで音を伸ばして終わったとする。
自分は何も音色を切り替える作業をしなくても、2曲が始まった瞬間に、音が途切れることなく、次に弾くべき音色に切り替わっている。
それらの音色などを曲ごとに設定しておき、曲順を入れ替えても問題なく反映される。
メイン画面を観て判る通り、基本的には、オケ(オーディオ)のミックスを曲順に並べ、それを再生している状態。
オケは完全な2ミックスにしておく必要はなく、ドラム、ベース、ギター、シンセ、の様にステム・ミックスを事前に作っておいて、このショー・ページで細かいバランスを取ることもできる。
ちなみに、「Digital Performer」は、「チャンク」と言う機能で曲ごとにシーケンスを管理しているが、常に個別の曲のシーケーンスが立ち上がっているので、2ミックスやステム・ミックスを作る必要も無く、常時、通常の細かいエディットができる。
まぁ、事前に2ミックスやステム・ミックスを作って、それを並べている方が、データとしては軽いのは間違いない。
しかし、リハーサルや本番直前で、サイズ変更など、色々と変更が出るかもしれないので、なるべく、細かい編集ができる状態で居たい。
『Studio One』のショー・ページの機能を把握しようと、色々なパラメータを触ってみた。
なかなか新しい発想で面白い。
オケ(オーディオ)のトラックを追加して、そこに、クリックをオーディオで貼っておけば、通常のライブシーケンスとして使えるな、と思った。
...が、、、、、、、、
このショー・ページ、メイン・アウトのフェーダーは、オーディオ・インターフェイスに合わせて、任意の出力を選択できる。

しかし!
オーディオのトラックや、プラグイン音源などの個別のトラックの出力を任意で選択できず、全部メインアウトから出てしまう...。

これだと、クリックのトラックを準備しても、メインアウトから一緒に出てしまう...。
これらの個別トラックは、マルチ・アウトに対応していないと言うことか?
だが、『Studio One』のソング・ページで、普通にシーケンスの作業をする時は、オーディオ・インターフェイスに合わせてマルチ・アウトできている。
ショー・ページが、そんな使えない仕様のはずがない!
...と思い、色々試してみて、設定の問題であることが判った!
メイン・アウトは任意の出口を選択できる様になっていたが、個別のトラックは設定し直さないといけない様だ。
うちのオーディオ・インターフェイスは『MOTU』の「896mk3」がだ、お使いの機材が複数の出力を備えていれば、同様の作業ができると思う。
個別トラック上で右クリックをし、ミニ・メニューの一番下の「オーディオI/O設定」を選ぶ。

「出口」のタブを選択し、左下の「追加」で選択できる出口を追加する。
ここでは、ステレオ・アウトを4つ追加した状態。
「サブ1〜4」が追加された4つ。
「サブ1」と言う名も任意に変更できる。
この時、左下辺りの「デフォルトを作成」を押すと、ショー・ページの設定として保持され続ける。
押さないと、ショー・ページを立ち上げる度に、最初から設定をしないといけない。
「OK」してウィンドウを閉じる。

そうすると、個別トラックの出力の選択に、追加分が増えている。
この下の画像は、右側に「出力」のフェーダーを表示した状態。
そのフェーダーの出力先が「Analog 1+2」と言った感じで、オーディオ・インターフェイスのマルチ・アウトに対応したことが確認できる。
実際に音を出してみたが問題なく、マルチ・アウトできた。

これで、問題無く、ライブでの同期シーケンスとして使える。
他にも若干、フェーダー・ボリュームに関する気になる箇所が有るが、それもちゃんと調べれば解決できる問題だと思う。
とは言え、今後もライブでは「Digital Performer」の「チャンク」機能を使うと思うが、「Studio One」でも、問題無くライブのマニピュレートに使えると確認できた。
しかし、99.8%くらいは「Digital Performer」を使っている。
ライブなどで演奏しながら、曲のマニピュレートをしないといけない時は、「Digital Performer」を使う。
「チャンク」の機能が実に素晴らしく、使いやすい。
現場で、急な個々の曲のエディットや、曲順入れ替えなども、非常にやりやすい。
『Studio One』がバージョン「5.3」になり、即アップデートしたものの、ほぼ新機能を把握しておらず、非常に勿体無い状態だった。
なので、新機能の「ショー・ページ」と言う、ライブに特化したような機能を試してみた。

簡単に言うと、事前に作成したオケ(オーディオ)を再生しながら、自動で内蔵プラグインなどを切り替え、リアルタイムで演奏しているプラグイン音源やプラグイン・エフェクトを、『Studio One』内からまとめて発音させる、と言う感じである。
ちょっと、何言ってるか解らないかもだけど...。
例えば、10曲のオケ(オーディオ)を連続再生する様に設定し、自分はキーボードを弾く。
その弾いている音色は、『Studio One』上で立ちあげたプラグイン音源だとする。
1曲目はピアノの音を弾いていて、曲の終わりで音を伸ばして終わったとする。
自分は何も音色を切り替える作業をしなくても、2曲が始まった瞬間に、音が途切れることなく、次に弾くべき音色に切り替わっている。
それらの音色などを曲ごとに設定しておき、曲順を入れ替えても問題なく反映される。
メイン画面を観て判る通り、基本的には、オケ(オーディオ)のミックスを曲順に並べ、それを再生している状態。
オケは完全な2ミックスにしておく必要はなく、ドラム、ベース、ギター、シンセ、の様にステム・ミックスを事前に作っておいて、このショー・ページで細かいバランスを取ることもできる。
ちなみに、「Digital Performer」は、「チャンク」と言う機能で曲ごとにシーケンスを管理しているが、常に個別の曲のシーケーンスが立ち上がっているので、2ミックスやステム・ミックスを作る必要も無く、常時、通常の細かいエディットができる。
まぁ、事前に2ミックスやステム・ミックスを作って、それを並べている方が、データとしては軽いのは間違いない。
しかし、リハーサルや本番直前で、サイズ変更など、色々と変更が出るかもしれないので、なるべく、細かい編集ができる状態で居たい。
『Studio One』のショー・ページの機能を把握しようと、色々なパラメータを触ってみた。
なかなか新しい発想で面白い。
オケ(オーディオ)のトラックを追加して、そこに、クリックをオーディオで貼っておけば、通常のライブシーケンスとして使えるな、と思った。
...が、、、、、、、、
このショー・ページ、メイン・アウトのフェーダーは、オーディオ・インターフェイスに合わせて、任意の出力を選択できる。

しかし!
オーディオのトラックや、プラグイン音源などの個別のトラックの出力を任意で選択できず、全部メインアウトから出てしまう...。

これだと、クリックのトラックを準備しても、メインアウトから一緒に出てしまう...。
これらの個別トラックは、マルチ・アウトに対応していないと言うことか?
だが、『Studio One』のソング・ページで、普通にシーケンスの作業をする時は、オーディオ・インターフェイスに合わせてマルチ・アウトできている。
ショー・ページが、そんな使えない仕様のはずがない!
...と思い、色々試してみて、設定の問題であることが判った!
メイン・アウトは任意の出口を選択できる様になっていたが、個別のトラックは設定し直さないといけない様だ。
うちのオーディオ・インターフェイスは『MOTU』の「896mk3」がだ、お使いの機材が複数の出力を備えていれば、同様の作業ができると思う。
個別トラック上で右クリックをし、ミニ・メニューの一番下の「オーディオI/O設定」を選ぶ。

「出口」のタブを選択し、左下の「追加」で選択できる出口を追加する。
ここでは、ステレオ・アウトを4つ追加した状態。
「サブ1〜4」が追加された4つ。
「サブ1」と言う名も任意に変更できる。
この時、左下辺りの「デフォルトを作成」を押すと、ショー・ページの設定として保持され続ける。
押さないと、ショー・ページを立ち上げる度に、最初から設定をしないといけない。
「OK」してウィンドウを閉じる。

そうすると、個別トラックの出力の選択に、追加分が増えている。
この下の画像は、右側に「出力」のフェーダーを表示した状態。
そのフェーダーの出力先が「Analog 1+2」と言った感じで、オーディオ・インターフェイスのマルチ・アウトに対応したことが確認できる。
実際に音を出してみたが問題なく、マルチ・アウトできた。

これで、問題無く、ライブでの同期シーケンスとして使える。
他にも若干、フェーダー・ボリュームに関する気になる箇所が有るが、それもちゃんと調べれば解決できる問題だと思う。
とは言え、今後もライブでは「Digital Performer」の「チャンク」機能を使うと思うが、「Studio One」でも、問題無くライブのマニピュレートに使えると確認できた。
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