Rhodes Mark 1 Stage Piano 修理

2024-11-26 01:12:22 | 音楽
2023年の春に、壊れた『Rhodes』を入手した。

一見、状態が良さそうだったが、錆が酷く、全く音が出なかった。
前オーナーは新品で買った様だが、もう20年以上、全く弾かれていなかった様で、修理可能かどうかも不明の状態。

入手から2ヶ月半の間、色々と修理に関するリサーチをしつつ、海外からもパーツを取り寄せ、できる箇所から自分で修理を進めた。

電気的に復活しないと音が出ないので、綺麗にしたところで、ただのオブジェになってしまう。
電気的な問題を探り、アメリカの専門店にパーツを注文したり、パーツ自体を作れそうなら何でも試した。
インチ・サイズの工具でないと分解できない箇所も有り、必要な工具も買い足し、いろいろとコストもかかった。

徹夜したり、時間と体力の許す限り、できるだけ早く演奏できる状態にしたかった。

自分自身が忘れない様に、作業の工程を記録していた写真がたくさん有ったので、並べて一つの動画にしてみた。
実際は、写真を撮らずに、もっといろいろな作業をしているので、写真に残っているのは工程の内の僅か。

修理完了直後からレコーディングでも活躍しているし、いつでも稼働できる状態にある。

一年半近く経ったが、辛い修理作業が、ついこないだの事の様に感じられる。
映像では伝わらないだろうが、情報が全く無い状態からスタートして復活に至るまでには、何度か挫けそうになった。
途中で投げ出さないで良かった。

写真中心の動画ですが、是非ご覧ください!
 ↓ ↓ ↓
Rhodes Mark 1 Stage Piano - Self Repair
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