KingKORG

長らく放置していた、『KORG』の「KingKORG」。
確か2013年発売で、2014年の年明け早々に買ったと記憶している。

久しぶりに動作チェックしてみたら、出音は全く問題無いものの、ピッチベンドのジョイスティックに違和感が...。
ピッチのアップ方向（右方向）は問題無いのだが、アップからセンターに戻した後、次のダウン方向（左方向）に動かした際、少し「カタッ」と音がし、僅かに脱落する様な感覚が発生する様になた。
ダウンからセンターに戻し、そのままダウンさせると問題は起きない。
アップをして、次のダウンの時のみ、問題の症状が発生する。

何か異物が入ってしまったのかとも考えたが、症状が規則的すぎるので、パーツ故障とまでは言わないものの、変形か何かが原因と考えた。



異物混入の可能性も捨てきれないので、蓋を開けることにした。

裏返して、ネジを外す。
ネジが多い...。







ここがピッチベンドのユニット。



異物混入は無さそう。



ネジを一個ずつ外し、異音が出ている部分をチェック。
これは、黒ニンニクではない。



明らかに、この小さな機構の中から異音がする。



そして、アップからダウンの方向に動かした時に、すぐ裏に取り付けている小さな基板に当たって振動している様で、原因を探るには更に分解しないといけない。



ここから先はネジが無く、現段階で分解は危険と判断し、元通りに組み直した...。

電気的な問題ではなく、ちょっとしたアナログな問題だとは思う。

故障と言えば故障だが、出音には全く問題無いので、これだけのために修理に出すのはなぁ...。
いずれ何とかせねば...。