憎悪、暴力、喪失、絶望、虚無 これらをいくどか通り抜け辿り着く無感覚 無感覚の中で形成されるもの そこから生じる視点 そこから見えるもの そこでこそ理解できるもの それらがふうわりとした輪郭となり いままでにない「私」が浮かび上がってくる 無感覚 この言葉が正しいのかわからない しかし他に近しい言葉が見当たらない