急に朝晩は涼しくなり秋の気配が感じられるようになった9月14日、坂本界隈を散策しました。
日中はまだまだ暑く、歩けば汗が出る気候。でも日陰に入れば爽やかで汗も引くと言う一日で
歩く先々にすっきり、はっきりとした琵琶湖が見え、近江富士がどこからも眺められました。
本日の目的のメインは戦国時代に次々と城郭がたてられた時代にその城郭の基礎になった石垣の組み
方である 穴太積(あのうづみ)の石垣をみる事でした。
穴太積みの石垣は穴太の地に居を構えた技術集団によって築かれた石垣。大津の坂本には比叡山の里
坊塔頭が数多く残っており、いたる所で美しい石垣を見ることができる。穴太積みの組み方は、野面(のづ
ら)積みとも言われるように、自然石を積み上げる方法であり、石の大きい面を内側にして押し込みその内
側には、小さい栗石を入れ、砂利を詰める方法で、勾配も計算し、排水面もすぐれている。(前田先生の資
料による)
比叡山にはロープウェイで登り、坂本では有名な鶴喜そばを食べる位しか脳の無かった私ですが、
坂本にはこういう見方で色々回ると歴史の宝がまだまだ一杯あるんだと気づいた次第、また何度でも来て
みたいと思いました。
京阪電車で近江神宮前で下車、皇子山古墳迄散策。
古墳からは琵琶湖がすっきりと見え最高の景色でした。
近江神宮前から別所まで京阪に乗り、大津市歴史博物館へ。博物館前に移籍されてる「穴太遺跡の特殊
カマド(オンドル温突遺構)」 と江戸時代琵琶湖大津港についた物資を京都に運ぶのに牛車の為に敷
かれた「車石」遺跡等を見て、
最後に 「新羅善神堂」 に寄り、大津京にて解散でした。この日もよくあるいた~(@_@。
(パソコンから抜粋追記)
琵琶湖湖西の穴太の地は,6世紀から7世紀前半にか
けて渡来人が居住した縄文時代の集落跡である穴太遺跡
が発見されている。昭和61年9月には同遺跡から古墳時
代後期のオンドル遺構が発見されており,これらは現在
大津市歴史博物館入り口に保存展示されている
皇子山古墳は今見せてもらって『ああそうだったのか…』ですね。
こういうお勉強と楽しみが一緒になったグループの会はとても羨ましいです。
しっかりと知識が増え、何倍も楽しんでおられますね
何時までも心に残る好い散策ですね
何時も楽しんでの散策羨ましいです