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パッション

2013年10月05日 17時22分16秒 | 映画 は行
評価:★★★【3点】


ブライアン・デ・パルマ監督のサスペンスミステリーってだけで
相当な食指が動いたわけですが
これって、『ラブ・クライム 偽りの愛に溺れて』(2010)の
完全なるリメイク作品だったのね。



狡猾で野心にあふれたクリスティーンは、
ニューヨークに本社を持つ世界的広告会社の
ベルリン支社で働く女性エグゼクティヴ。
その優秀な部下イザベルは、
新規の案件で斬新なアイデアをひねり出し、
クリスティーンから任されたロンドンでのプレゼンを成功に導く。
ところがクリスティーンはその手柄を横取りし、
ニューヨーク本社への復帰を勝ち取ってしまう。
その後もクリスティーンの心ない仕打ちに
苦しめられ続けるイザベルだったが…。
<allcinema>



このB級っぽいイメージが随所に漂うのは
効果音楽の使い方、曲自体の旋律が違和感ありすぎ。
敢えて、的を外しているのか、こういうセンスが
作品と調和しているとでも思っているのか
そこんところ、世界の巨匠デ・パルマ監督に訊いてみたい(笑)
R・ロドリゲス、Q・タランティーノ得意の
グラインドハウスを狙ってたのかと思うくらい^^;

音楽の使い方以外は往年の(といっても数本しか見てないが)
彼の世界観がとても良く出ていたと思う。
主人公の内面を分割させた画面で表現し
無駄とも思える長回しシーンを多用してるのは
いいんだけど、今回はチョイとポイントがズレてましたね^^;

彼が脚本書かない映画はヒットするという
あまりありがたくない称号があるとかないとか(笑)

本作も1本の映画作品とした場合、もうひとつ物足りなさが、、、


【今週のツッコミ】
・最近のデ・パルマ作品を最後に観たのが『ファム・ファタール』。
 そうか~、かれこれ10年の歳月が流れていたんですね。
 ワタシ的にその作品は随所で見せる小物アイテムの使い方が
 秀逸だったと思ってます。
 ヒロインのレベッカ・ローミンもフェロモン爆裂だったし(笑)

・それに比べると、本作のお二人は幾分格下イメージが否めない。

・ストーリー的に犯罪を犯す動機が、今じゃこれくらいのことって
 日常的にどこの企業でもあるんじゃない?
 とくに目新しさもなく、テンポも悪く睡魔が部分的に、、、^^;

・誤認逮捕の謝罪に花束持ってくる刑事ってどんなもん(苦笑)
 『謝罪の王様』のような土下座はしなきゃね~(爆)
 外人の究極の謝罪方法ってあるのかな。

・ノオミ・ラパスとレイチェル・マクアダムスの異色の共演?
 いえいえ、『シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム』(2011)で
 しっかり共演果たしてます。

・ノオミに女性の魅力を感じないのは作品キャラによるものではなかった。
 ファンの方には申し訳ないけど、彼女の部下の方が魅力ありました^^

・Q:で、結局、双子姉妹は居たのかいないのか。
   ラストの血糊つきマフラーしてきた彼女は姉妹のどっち?
 A:う~ん、アレは夢でしょ^^;

・『サイド・エフェクト』ばりの薬の引っ掛けありました。
 瓶の薬名を覚えようと画面に食い入る(爆)

・今回、重要アイテムとして時計は出てこなかった(笑)
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監督:ブライアン・デ・パルマ
脚本:ブライアン・デ・パルマ
撮影:ホセ・ルイス・アルカイネ
音楽:ピノ・ドナッジオ


出演:レイチェル・マクアダムス/ノオミ・ラパス



『パッション』

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