フィギュアグランプリシリーズ中国杯
日本からは宮原知子ちゃん、本田真凜ちゃん、田中刑事君が出場しました。
刑事君は初めてのグランプリファイナルのチャンスがあったけれど、残念ながら5位だったので、ファイナルへの道は無くなりました。
でも、今年のプログラムはとても良いし、刑事君の変わらなくちゃという気持ちも出ているので、全日本頑張って、世界選手権の切符を取ってほしいな!
女子は知子ちゃんが2位表彰台に立ちました❗️
知子ちゃんはまだ若いけど、スケート界ではベテランと言われるようになりました。
若い選手が高難度のジャンプを跳んでいる中で、知子ちゃんも地道にジャンプの向上を目指しています。
しかし、それを上回るプログラムを一つの作品として滑る演技としては、今のフィギュア選手の中で一番と言っても良いのではと思います。
繊細でエレガントに滑り表現する知子ちゃんのスケートが、やっと点数にも反映するようになって、PCS(演技構成点)の評価が今期上がっています。
何よりも、とても美しくて、フリーの「シンドラーのリスト」はその世界を表現しながらも、知子ちゃん独自の世界観を見せてくれているようで、涙が出そうになります。
高難度ジャンプも素晴らしいと思うけど、フィギュアを見る楽しみって、こういうプログラムを見ることだなと。
ジェイソン・ブラウンや大ちゃんもそうですが、プログラムの解釈、完成度、深みが見られる選手が好きだな〜〜と改めて思った中国杯でした。