フィギュア世界選手権最終日
男子シングルのフリーが終わりました。
いろんな意味ですごかった。
まず、ショートで失敗してしまったフランスのアダム・シャオ・イムファ選手がフリーで会心の滑りをしてずっとトップにいました(最終的に3位)
そんな中、ショート4位のジェイソン・ブラウン選手が4回転無しだけど美しい演技!
ジェイソンはもう29歳だけれど、その滑りは洗練されて素晴らしくて、いつも泣きそうになります。
そして、昌磨君。
今日はジャンプの乱れがあって点数が伸びなかった。
でも、滑りは素晴らしかったな〜。
終わった後に悔しいというよりも、今できることはやったというような微笑みだった。
今季最後の演技を終えての微笑みが、来季に通じる微笑みなのかどうかが気になるところではありました。(4位)
そんな中、鍵山優真君が素晴らしい演技でした。
トリプルアクセルの後にグラッときたのが1つだけあったけれど、あとはスケーティングもジャンプも今季最高だったように思いました。
その時点で1位(結果2位)
しかし、その後のアメリカのイリヤ・マリニン選手が、まさに4回転の神!
素晴らしい4回転アクセルから入って、4回転5種類6回を次々と決めました。
そして、以前のようにジャンプだけ跳んでるプログラムではなく、スケーティングも表現も格段にレベルアップしていて、凄い選手になったなと感動。
フリーの点数の記録を更新しました。
総合得点も更新したのかと思ったら、なんとネイサン・チェンの記録の方が上だった!
ネイサン、やっぱり凄かったな〜と改めて思ったのでした。
これからしばらくはマリニンの時代になるのかなと思うけれど、日本の選手も切磋琢磨して若手がさらに伸びてくるかもしれません。
そんな中でも、4回転無くても5位につけるジェイソンがいるし、プログラムを見せる昌磨君がいるし、フィギュアってやっぱりいいなと思うのでした。
来年もジェイソンや昌磨君が選手を続けてくれるといいけれど、それはそれぞれの思うままに決めることだから、私の希望としてってことで。
これで今季の大きな大会は終了。
大ちゃんと哉中ちゃんが引退したので静かに応援していましたが、やっぱりフィギュアの試合を見るのは楽しいなと。
これからはライトなフィギュアファンに戻るかもしてないけれど、また来季も応援しようと思います。